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「密室」は、様々なミステリー作品やホラー作品で登場する“事件の起こる場所”。そんな密室で起こる様々な恐怖を描いた映画8作品を、厳選してご紹介。(フロントロウ編集部)

『ソウ』密室の場所:知らない部屋

 言わずと知れた密室ホラーの名作、『ソウ』。1作目では、知り合いでもない二人が、謎の密室からの脱出ゲームに参加させられるという内容で、どんでん返しや「究極の選択」にハラハラが止まらないところが魅力。さらに、『ソウ』シリーズではお馴染みの、「グロい」シーンがてんこ盛りなところも、ホラー好きには病みつきの要素の一つ。監督は、『ワイルド・スピード』シリーズや『死霊館』シリーズを手がけるジェームズ・ワン。


『247℉』密室の場所:サウナ

 華氏247度、摂氏119度のサウナ。そこに閉じ込められてしまったという男女グループの、地獄のような実話が『247℉』。主人公たちは、お酒も飲んだうえで激アツサウナに閉じ込められてしまい、どんどん気が狂っていく。「サウナ」という誰でも体験できる場所で発生する惨劇に、思わず顔を背けたくなるような一面も。ただ、こんなに恐ろしい中でも意外にも女の子同士の友情を再確認できる場面があって、サウナだけに「ほっこり」するかも?


『ヘッドハント』密室の場所:会社

 究極のブラック企業ホラー『ヘッドハント』。目が覚めたらいきなりブラック企業に就職させられていた6人が、その謎に迫ろうと必死に働きまくる新感覚ホラー。トイレの時間も食事の時間も決められていて、5回ミスをすると「クビ(死)」が待っているという、社会人にとっては怖すぎる精神ギリギリ作品。主人公は、事務職に憧れるストリッパーのアナベル。そんな憧れの職業が、これほどブラックだったなんて、お気の毒すぎる。こちらもグロ描写が多いので、ホラー×グロを求めている、血に飢えたひとにはオススメ。


『パニック・ルーム』密室の場所:緊急避難用の小部屋

 お金持ちの老夫妻が亡くなった豪邸に引っ越してきたばかりの母子が巻き込まれる、密室スリラー&ホラー作品の金字塔、『パニック・ルーム』。パニック・ルームとは、不法侵入者が発生したときのために設けられている緊急用の小部屋で、本作でも最も重要な場所。侵入してきた強盗と、パニック・ルームに逃げ込んだ母子との心理作戦は、手に汗握るほどスリリング。親子を演じるのは、映画『羊たちの沈黙』のジョディ・フォスターと、12歳だったころのクリステン・スチュワート。監督は、映画『ゴーン・ガール』や『ゾディアック』などのデヴィット・フィンチャー。


『キューブ』密室の場所:キューブの中

 究極の密室ホラー、『キューブ』。目が覚めると、そこはもう「キューブ」の中。説明も何もなく、縦、横、上、下、全てに同じような部屋がある…。どこへ行っても見た目は同じなのに、間違った部屋に行ってしまうとトラップに引っかかり死んでしまうという、謎すぎる恐ろしい構造。本作は、極限の状態に陥った人間がどのような行動をするかという姿を撮ったホラー。自分がそんな部屋に入ってしまったら?と自問自答したくなる。


『1408号室』密室の場所:ホテルの一室

 映画『IT』や『シャイニング』などのホラー作品の原作を書いたスティーヴン・キングが原作のホラー作品、『1408号室』。心霊現象のルポライターをしているけれど、そんなもの信じていない、という怖いもの知らずの男が、ガチの心霊ホテルに足を踏み入れてしまうというストーリー。簡単に心霊ホテル、とはいうけれど、その部屋で亡くなった人数はなんと56人。普通の神経をしていれば、絶対に入りたくない!そんな部屋に入る、というのが醍醐味。オカルト系のホラーが好きな人は、これで決まり!


『ドント・ブリーズ』密室の場所:強盗に入った先の家

 貧しい地域で暮らす不良少年少女3人組は、街に住む盲目のおじいさんが地下に隠しているという大金を強奪しに家に忍び込む。しかし侵入がバレたため電気を切られ、真っ暗闇の家の中に閉じ込められてしまう。何も見えない暗闇の中での命をかけたかくれんぼをする中、少年少女は侵入したのが大間違いだったと痛感する…。見ているこちらまで息を止めてしまうような緊張感あふれるホラーを体験して。


『リミット』密室の場所:棺

 閉所恐怖症の人が見たら間違いなく失神してしまうであろう作品が、『リミット』。何者かに棺に入れられ、生き埋めにされてしまう主人公が、身につけているあらゆるものを使ってそこから抜け出そうとする、新感覚ホラー。「生き埋め」「密室」というあまりにも狭すぎる範囲は、見ているこちらまで嫌な汗が流れてきそうになる。主人公を演じるライアン・レイノルズは棺の中でずっと一人芝居しているところも見もの。

 見ているだけで息苦しくなってしまうような密室ホラー。刺激の足りない日々にぴったりのゾワゾワ感を味わわせてくれる。(フロントロウ編集部)

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