テイラー・スウィフトが、ファンを公言していたある「人気ドラマ」に、もう少しでゲスト出演を果たしそうだったことを同ドラマのメインキャストが明かした。(フロントロウ編集部)

「学園ヴァンパイアドラマ」への出演を打診されていた

 麗しのヴァンパイア兄弟が1人の女子高生に恋をするティーン向け恋愛ホラー小説を原作とする米The CWのドラマ『ヴァンパイア・ダイアリーズ』といえば、2009年の第1シーズン開始直後から大ヒットを記録し、その後、約8年間にわたり全8シーズンが放送された人気作品。

画像: ©The CW/Newscom/ Album

©The CW/Newscom/ Album

 当時、一斉を風靡していた映画『トワイライ』シリーズから派生したヴァンパイア・ブームの追い風に乗って大ブレイクした同作は、ティーン・チョイス・アワードやピープルズ・チョイス・アワードといった視聴者投票によるアワードを総なめに。

 同作からは、主人公のエレーナ役を務めながらも、第6シーズンをもって降板し、その後、映画やシットコムを中心に活躍しているニーナ・ドブレフや、Netflixのオリジナルドラマ『V Wars(Vウォーズ)』で再びヴァンパイア役を熱演しているイアン・サマーホルダー、ドラマや映画への出演だけでなく監督業にも挑戦しているポール・ウェズレイほか数多くのスターが輩出された。

画像: 2011年のティーン・チョイス・アワードにて。左から:ポール・ウェズレイ、ニーナ・ドブレフ、イアン・サマーホルダー

2011年のティーン・チョイス・アワードにて。左から:ポール・ウェズレイ、ニーナ・ドブレフ、イアン・サマーホルダー

 そんな『ヴァンパイア・ダイアリーズ』に、シンガーのテイラー・スウィフトがゲスト出演するという話があったことをニーナが最近行なわれた米E!ニュースとのインタビューで明かした。

画像: 「学園ヴァンパイアドラマ」への出演を打診されていた

 ニーナは、「(シリーズが始まって)かなり最初の頃、テイラー・スウィフトが私たちの番組のファンだって知らされたの。それで、プロデューサーたちは彼女のための役を作ろうとしていたわ」と、テイラーが自分たちの作品ファンだと聞きつけた制作陣が、テイラーのために特別に役を用意しようとしていたことを告白。

画像: ニーナがメインキャストを務めた政治ドラマ映画『Run This Town(ラン・ディス・タウン)』は3月6日に北米で封切られたばかり。

ニーナがメインキャストを務めた政治ドラマ映画『Run This Town(ラン・ディス・タウン)』は3月6日に北米で封切られたばかり。

 しかし、結局スケジュールの都合で話がまとまらなかったようで、「残念ながらスケジュールが合わなくて、テイラーの出演は実現しなかった。でも、ちょっと驚いたな」と当時を振り返った。

 テイラーにどんな役が与えられようとしていたのかは不明だが、約10年の時を経てニーナの口から明かされた驚きの裏話にファンたちは「テイラーのゲスト出演、見たかった!」、「もし出演していたらアイコニックだっただろうね」、「テイラーならヴァンパイア役にピッタリだったのに…」と、ぜひ実現して欲しかったと残念がっている。

画像: ダークな内容の楽曲が多かったアルバム『レピュテーション』をひっさげてツアーを行なっていた時代の“黒テイラー”ならヴァンパイア役にばっちりハマるとの声も。

ダークな内容の楽曲が多かったアルバム『レピュテーション』をひっさげてツアーを行なっていた時代の“黒テイラー”ならヴァンパイア役にばっちりハマるとの声も。

 2020年1月に日本公開されたミュージカル映画『キャッツ』のほかにも、映画『ギヴァー 記憶を注ぐ者』や映画『バレンタインデー』といった話題作への出演経験があるテイラー。

 ドラマでは、以前からずっとファンを公言していた『CSI:科学捜査班』の2009年に放送された第9シーズンにゲスト出演を果たしたほか、コメディドラマ『New Girl / ダサかわ女子と三銃士』の第2シーズンにゲスト出演した。

 しかし、キャスティングはオーディションで決まることが多いハリウッドで、番組のファンだと口にしただけで、いとも簡単に“自分用の役”を用意してもらえるとは、さすがテイラー。

 今となっては幻となってしまったが、もしもテイラーが『ヴァンパイア・ダイアリーズ』に出演していたら、一体どんな役どころを演じていたのか非常に気になる。(フロントロウ編集部)

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