元妻のアンバー・ハードからDV被害で訴えられている俳優のジョニー・デップに対して、元婚約者で同じく俳優のウィノナ・ライダーが再び擁護するコメントを発表。(フロントロウ編集部)

ウィノナが再びジョニーを擁護

 映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズや『ファンタスティック・ビースト』シリーズなどの出演作で知られる俳優のジョニー・デップが、2016年に示談というかたちで離婚が成立した元妻のアンバー・ハードからDV被害で訴えられ、約4年が経過した現在も決着がつかずいまだ法廷闘争が続いている件で、ジョニーの元婚約者で同じく俳優のウィノナ・ライダーが米The Blastにジョニーを擁護するコメントを出した。

画像: ジョニー&アンバー(左)、ジョニー&ウィノナ(左)。

ジョニー&アンバー(左)、ジョニー&ウィノナ(左)。

 ウィノナは、ジョニーの元妻であるアンバーがジョニーからDV被害を受けたと主張していることを承知のうえでこう語っている。

 「ジョニーのことはもう何年も前から知っています。私と彼は過去に4年間交際していました。私にとって彼は親友で、家族と同じくらい近い存在です。ジョニーとの交際は、私がこれまでの人生で経験した恋愛のなかでもとくに印象に残るものでした。だからこそ、私が実際に経験したことをお話することが大切だと思いました。

 アンバーと婚姻関係にあった頃のジョニーのことを私は知りません。けれど私の経験は(アンバーの話とは)まったく違うものでした。だから、彼に対する告発の内容を知った時はとてもショックで混乱しました。むしろ怒りすら覚えました。“非常に暴力的な人間”という人物像は、私がかつて愛した、私の知るジョニーとは程遠いものです。彼が非難されている理由が私には理解できません。

 彼が私に対して暴力的な態度を取ったり、暴力を振るったりしたことはただの一度もありません。彼が私を虐待するようなことは絶対に、絶対にありませんでした。彼が周りの人たちに暴力的もしくは虐待的な態度を取るところも見たことがありません。私が知っている彼はとにかく良い人間だということです。彼はとても愛情深くて、思いやりがあって、私を含む愛する人たちのことを全力て守ってくれるような人で、私は彼と一緒にいるとすごく安心できました。

 誰かのことを嘘つき呼ばわりするのは本望ではありません。けれど、私の経験上、彼が暴力を振るったという恐ろしい主張が事実だと信じるのは不可能に近いのです。私のように彼をよく知る身としては動揺せざるを得ません」  

 1990年米公開の映画『シザーハンズ』での共演がきっかけでお付き合いをスタートさせたジョニーとウィノナは、交際約半年で婚約するも、1993年に婚約を解消し破局した。ただし、別れてから20年近い月日が流れた今も2人の関係は良好のようで、ウィノナは以前にもジョニーを擁護するコメントを出している。

 離婚後もDV疑惑をめぐって平行線をたどったままのジョニーとアンバー。一貫してアンバーに対する暴力行為を全面否定しているジョニーは、逆に「名誉を傷つけられた」として損害賠償金を求める裁判を起こしており、DVの被害者はアンバーではなくむしろ自分だと主張している。(フロントロウ編集部)

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