メイクはベースが命!
「ベースメイク」は、メイク全体の仕上がりを左右すると言われるほど重要なパーツで、できれば時間とお金をかけてこだわりたいもの。
しかし、ベースメイクアイテムとひとことに言っても、ファンデーション、BBクリーム、CCクリーム、ティントクリームと、かなり種類が豊富。自分に合う色を選ぶだけでなく、なりたい仕上がりに適したアイテムかどうかも確認しなければならない。
そこで今回は、意外とわかりづらい「ファンデーション」、「BBクリーム」、「CCクリーム」のそれぞれの違いと使い分けの仕方をメイクアップアーティストのブリタニー・スピクスマが米メディアByrdieで紹介。いつもベースメイク選びに困っていた人は、早速チェック!
完璧な仕上がり:ファンデーション
ファンデーションの最大の特徴は、カバー力の高さと仕上がりの良さ。他のベースメイクアイテムよりも濃度が高く、ニキビ跡、くすみ、毛穴など気になる肌トラブルをキレイにカバーしてくれる。写真撮影や特別なイベントなど、しっかりめにメイクをしたい時にオススメ。
またツヤ肌、マット肌と仕上がりによって選ぶことができ、他に比べて圧倒的にカラーバリエーションが豊富なのも魅力のひとつ。ただ、化粧下地と一緒に使った方が効果を発揮するため、時短メイクにはあまり向いていないかもとブリタニーは言う。
シミやそばかすをカバー:BBクリーム
BBクリーム(ブレミッシュバーム)とは、日焼け止め、化粧下地、ファンデーションの役割が1本に集約されたアイテムのことで、肌のキメを整えながら、シミやそばかすなどを自然にカバーしてくれる。
標準的なファンデーションよりもカバー力は軽いけれど、こっくりした重たいテクスチャーで、他のCCクリームやティントクリームよりも、しっかりしたカバー力をもつ。ブリタニーいわくスキンケアの後にそのままの肌に塗ることができるそうで、忙しい朝のメイクや軽いお出かけに最適と勧めている。
肌のトーンアップ:CCクリーム
CCクリームとは、通称「コントロールカラー」とも呼ばれており、色補正機能によってシミや赤みを和らげ、肌の透明感を上げてくれるのが特徴。基本的にBBクリームと役割は同じだけれど、BBクリームよりも軽いつけ心地で、よりナチュラルな仕上がりになる。
そのためブリタニーは「BBクリームのアイデアは好きだけど、色素沈着や赤みが気になるのであれば、CCクリームを試してみて」とアドバイス。さらに化粧下地やコントロールカラーの役割も果たしているため、CCクリームの上からファンデーションを重ね塗りしてカバー力を上げるのもアリ。
実はいろんな特徴や役割をもつベースメイクコスメ。プロの意見を参考に生活スタイルやなりたい仕上がりに合わせて使い分けてみて。(フロントロウ編集部)