ナタリー・ポートマン渾身の一作
アカデミー賞俳優ナタリー・ポートマンが映画『ブラック・スワン』を彷彿させる演技と、製作総指揮を務めた渾身作『ポップスター』が、2020年4月3日より日本公開となる。
ハリウッドのトップ女優として君臨するナタリーが今作で挑むのは、銃乱射事件の生存者として、追悼式で歌を歌ったことをきっかけに新進ポップスターへと上り詰めるも、度重なるスキャンダルで失墜し、再起をかけたステージに臨むポップスターのセレステ。
セレステの才能を買い、彼女をトップスターへと導く敏腕マネージャー役には、ベテラン演技派俳優のジュード・ロウ。また、幼少期のセレステと、ナタリー・ポートマン演じるセレステの娘の二役には、ラフィー・キャシディ。
さらに、劇中ナレーションではウィレム・デフォーも参加。主題歌・劇中歌の全般を担当するのは、2017年9月から放送されたディオールの香水ブランド「ミス・ディオール」のCMで、大ヒット曲「Chandelier」が起用された世界的トップ・アーティストのSia(シーア)。
監督・脚本は映画『シークレット・オブ・モンスター』でデビューを飾った若手のブラディ・コーベット。また、製作総指揮にはナタリーと共にジュード、Siaまでもが名を連ねている。
そんな本作から、Sia提供の楽曲を歌い上げるナタリー演じるポップスターのステージパフォーマンス写真が解禁。
ナタリー・ポートマン、迫真のライブ写真解禁
炎上と称賛に溺れるポップスターのセレステを演じたナタリー・ポートマン。今回解禁された場面写真では、そんなライブパフォーマンスの激しさがみて取れる。
映画『ポップスター』は、ポートマンが煌びやかな衣装に身を包み、歌とダンスを披露する本格的なステージシーンが見どころの一つ。
本作のダンスシーンの振り付けは、ナタリーがアカデミー賞を受賞した『ブラック・スワン』に続き、夫のベンジャミン・ミルピエが担当。ナタリーは役への準備を夫と共に自宅で行なっていたことについて「また夫と仕事をする機会をもらえるなんて、信じられないほどうれしかった。夫は最終場面のパフォーマンスで登場するすべての女性の振付を担当したの。それで家でも私のリハーサルをしてくれたので、二人で猛練習ができたわ。日常生活の合間にも演技の準備ができて、本当に楽しかった」と語っている。
さらに、ナタリーが劇中で歌う曲はすべて、グラミー賞ノミネートアーティストであるSiaによって本作のために作られたもの。ナタリーは「ずっとSiaのファンだったので、もちろん彼女の役を演じているわけではないけれど、彼女が作った音楽を歌うことができたのは、すごく贅沢な気分だった」と彼女の印象について語っている。
また、「録音もSiaの製作チームが担当してくれたの。彼らがボーカルを処理して多重録音するのを見て、本当に面白かったし興奮した。人気歌手を演じるのは夢だったけれど、どうやって私の声をプロの歌手に聞こえるようにするのかが不思議だった。彼らは様々な設備を持っていて、なんと私の歌もスターのように聞こえた!」と、スタッフの技術に絶賛。ナタリー自らが“スターのよう”と語る、豪華なステージパフォーマンスは劇場で必見。
映画『ポップスター』は、2020年4月3日より日本公開。(フロントロウ編集部)