シンガーのブルーノ・マーズが、新型コロナウイルス感染症の影響で働きたくても働けない人たちへの「経済支援」として1億円を寄付。(フロントロウ編集部)

ブルーノ・マーズが経済支援に1億円を投じる

 音楽業界で最も権威ある賞と言われるグラミー賞を過去に10度受賞した超人気シンガーのブルーノ・マーズが、アメリカ国内で新型コロナウイルスの感染が拡大している影響で休業を余儀なくされている人たちへの「経済支援」として、統合型リゾート運営会社MGMリゾート・インターナショナルに約1億1,000万円を寄付したことがわかった。

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 ブルーノは、2016年からほぼ毎年、期間限定でラスベガスにあるパークMGMに併設されたザ・パーク・シアターで、短期間の常設公演を行なってきた。ブルーノの代理人は今回寄付にいたった経緯について、「MGMで働く人たちは、ブルーノが新しいアルバムを制作している最中に、期間限定で公演を行う特別な機会を与えてくれました。ラスベガスが閉鎖されたことうけて、ブルーノはMGMの素晴らしい社員の方々への感謝の気持ちと伝えたいと思ったようです。彼はみんなでこの困難を乗り越えて、近いうちにまた一緒に楽しく仕事ができることを願っております」と、声明文のなかで明かしている。

 米KLASによると、ブルーノから受け取った約1億円は、MGMが設立した基金を通して休業中の社員の給料や、医療費を必要とする社員の家族を支援するための費用として支払われるという。ブルーノから多額の寄付を受け取ったMGMのCEOビル・ホーンバックル氏は、「我々はブルーノのことをMGMファミリーの一員だと思っています。この想定外の状況において、彼が我が社の社員とその家族を支援してくださったことに大変感謝しています」とコメントを発表している。

 ちなみに、ブルーノは自身が世話になった特定の企業にまとまった額の寄付をして、生活に困窮する人たちを経済的に支援する方法を選んだが、同じくシンガーのアリアナ・グランデとテイラー・スウィフトは、どこかの企業や団体に超高額の寄付を行なう代わりに、今すぐ現金を必要とする人たちに直接少額の寄付をするかたちで支援を行なっている。(フロントロウ編集部)

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