ラッパーのドレイクが2歳の長男アドニス君の写真を初公開した。隔世遺伝の影響を感じさせる、自身の母との比較写真にも注目が集まっている。(フロントロウ編集部)

ドレイクの「元隠し子」

 音楽界最高峰のアワードであるグラミー賞に過去44回もノミネートを果たし、これまでに4冠を受賞しているラッパーのドレイク。2019年には、人気音楽ストリーミングサービスのSpotify(スポティファイ)での楽曲再生回数が世界最多となったことでも、その人気と実力を見せつけた。

画像: ドレイクの「元隠し子」

 そんな人気絶頂のドレイクに隠し子がいることが判明したのは2018年のこと。当時、ビーフ(ラップバトル)を繰り広げていたプッシャ・Tが、ドレイクへのディストラックの中で、じつは、ドレイクには子供がいることを暴露し、世間を騒然とさせた。

 ドレイクは、その年の夏にリリースしたアルバム『スコーピオン』の収録曲「エモーションレス」の中で“隠し子”の存在を告白

 さらに、その母親である元ポルノ女優のソフィー・ブルッソーが、ドレイクとの間に男児を授かったことをSNSを通じて報告。2017年10月に誕生した男の子が「アドニス君」と名づけられたことも明かした。


アドニス君の写真を初公開

 その後は、徐々にアドニス君の存在をオープンにし、インタビューやSNSでも自らアドニス君について言及する機会が増えていたドレイク。

 そして、ついにドレイクが、自身のインスタグラムを通じて、すくすくと成長している可愛らしいアドニス君の姿をお披露目した。

 ドレイクがアドニス君を腕に抱くツーショットに始まり、今回公開された計6枚の写真には、ドレイクとアドニス君、そして、アドニス君の母親であるソフィーのスリーショットも含まれており、ドレイクがソフィーと良好な関係を築いていることが伝わってくる。

 さらに、2枚目の写真は、若き日のドレイクの両親のツーショットとなっており、アドニス君の金髪のカーリーへアそしてブルーの瞳(※)が、白人であるドレイクの母親から受け継がれた、隔世遺伝であることを証明しているかのよう。

※白人の子供はブルーの瞳を持って生まれてくる場合が多い。成長の過程で暗めの色合いに変化するケースが多数。

 そのほかの写真には、アドニス君の何気ない日常が写し出されており、これらは、母国フランスでアドニス君を育てているソフィーが、アドニス君の成長記録として、日頃から離れて暮らすドレイクに送っているものだと推測できる。


家族のありがたみを再認識

 新型コロナウイルス感染拡大がアメリカや母国カナダにも容赦なく広がっていることを受け、あらためて家族のありがたみを痛感した様子のドレイクは、この写真にこんな長文メッセージを添えた。

 以下、全文訳。

「今、君たちにとって一番大切なのは、自分の中にある光と繋がることだ。そうすることにより、大きなチャンスを作り出すことができる。君たちみんなの中には、それを現実のものにするパワーがあると信じてくれ。そして、そのためには、自分に大きな喜びをもたらしてくれる人たちと繋がるんだ。つい考えすぎたり、不安を感じそうになったら、何か明るいことを考えて気を逸らそう。過去に何が起きたかや、今、自分たちの周りで何が起きているかに関わらず、君たちは苦しみやパニックのループから解き放たれ、自分自身に心を開くことができる。僕たちはパワフルな表現者だ。そして、君が何か善い事に注視すると決めたなら、本当の君が見えてくるだろう。
 とくに他者から恐怖がもたらされる今、意識を高く持て。そして、すべての責任を抱え込む必要などないのだと気づくんだ。笑うことこそが一番の薬。でも、涙を流すことだって感情を解放する有力な手段だ。そうすることに対して持っている批判的な見方を捨てよう。君は一人ではないということを、決して忘れてはいけない。もし、忘れてしまいそうになるなら、救いを求めよう。そうすれば、きっと誰かがサポートしてくれる。結局のところ、すべては意思の問題だ。たとえ、自分たちの周りでエネルギーの対立が渦巻いていたとしても、それは修復できるということを知っておいて欲しい。それが実現されるためには、君は絶対にそうしなければならない。信じるんだ。君は大きなハートを持っている。それは君に与えられた最も偉大な才能だ。周囲の状況を常にコントロールすることなんて不可能だけど、自分がどんな風に物事を感じたいかを優先して視点を変えれば、それにともなって、すべてが君に力を貸してくれる。僕は僕の美しい家族と友人たちを愛しているし、恋しく思う。再会できる喜びに満ちた日が待ちきれない。それまで、どうか、光を絶やさないで」

 今は離れて暮らしており、外出自粛のために会うことができないアドニス君や家族との再会を待ち望んでいると綴ったドレイク。この長文メッセージには、フォロワーたちへの、どんなに過酷で不安な状況に直面していても”どうか希望を捨てないで欲しい“という願いも込められている。(フロントロウ編集部)

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