伸ばしかけは、ハネる、広がる、重い…
前下がり、切りっぱなし、外ハネなど、セレブにも大人気のボブヘアスタイル。オシャレで可愛い一方、徐々に髪が伸びてくると、ぴったりだったはずの毛先がハネたり、サイドが広がったりと少し気まずい印象に。
とくにボブからロブへ移行する「伸ばしかけ」期間は、なかなか髪がいうことを聞かず、手に負えなくて困った…という人も少なくない。
そんなハネたり、広がったりする厄介な「伸ばしかけボブ」を可愛く見せるスタイリング術を、セレブヘアスタイリストのザカリー・モラドが紹介。伸ばしたいけど、なかなかヘアスタイルが決まらないという人は、ぜひチェックしてみて。
コツ1.スタイリング剤でアレンジ
毛量が少なく、伸びた重みでペタッとしている場合は、スタイリング剤をつけてボリュームアップ! ザカリーは「スタイリング剤を手で温め、髪の根元につけると、髪が立ち上がりやすくなるよ。あと分け目をジグザグに変えてみるのもオススメ」と米ディアMakeup.comでアドバイス。
毛量が多く、髪がサイドに広がってしまう場合は、内巻き、外巻きをミックスした縦巻きアレンジがオススメ。ボリュームを抑えつつ、動きのあるヘアスタイルに。もっとタイトにしたい場合は、オイルを髪全体に揉み込み、ストレートアイロンでくせを抑えて。
コツ2.ヘアアクセをつけて可愛くアレンジ
今季はアクセサリーブームもあり、デザイン性の高いヘアピンやリボン、ヘアバンドなど様々なアクセサリーが大人気。とくに伸ばしかけのボブとは相性が良く、ボリュームを抑えたり、ヘアアクセの存在感で視線をそらしたりすることができるという。
ザカリーによると、髪の片側にクリスタルやパールのヘアピンをつけるだけで、髪に立体感が生まれてシックなスタイルになるそう。さらにザカリーは「ヘアゴムで結べない長さの場合は、ヘアバンドやカチューシャを使ってみて。ポニーテールの代わりになる」とコメントした。
コツ3.カラーリングで透明感をあげる
もし黒髪、もしくはダークカラーの場合は、髪色を明るくするのもひとつの手。ザカリーいわく、髪色をワントーン明るくしたり、ハイライトを入れたりするだけで、髪全体に軽さが生まれ、透明感のあるヘアスタイルになるのだそう。
またザカリーは「髪を伸ばしているうちに、段々と飽きてくることもあるだろう? そういう時は、ローズゴールド、アッシーブロンドなど大胆で楽しいカラーに挑戦してみるのもいい」と話し、染めるのが難しい場合は、1日ヘアカラーやヘアマニキュアを使うだけでも、髪をリフレッシュできると勧めている。
伸ばしかけのボブスタイルでも、ちょっと手を加えるだけでオシャレに変わるもの。プロのアドバイスを参考にスタイリングしてみて。(フロントロウ編集部)