世界的ファストフードチェーンのマクドナルドが、オーストラリア限定で商品以外の「あるもの」をドライブスルーで売り出して反響を呼んでいる。(フロントロウ編集部)

ドライブスルーで“アレ”と“アレ”が買えるように

 アメリカ発の世界的ファストフードチェーン「マクドナルド」が、オーストラリア限定で主力メニューのハンバーガーやフライドポテトといった商品とはまったく無関係の「あるもの」を、ドライブスルーで売り出すことを発表した。

画像1: ドライブスルーで“アレ”と“アレ”が買えるように

 その「あるもの」とは牛乳パン

 他の国々と同様にオーストラリアでも新型コロナウイルスの感染が拡大していることをうけて、何か地元の人たちの力になれることはないかと考えた結果、同社は、最近日本でも浸透してきている「ソーシャル・ディスタンシング(※)」を保ちながら商品の購入が可能なドライブスルーの特性を利用して、欧米の人たちの食生活に欠かせない牛乳とパンを販売することを思いついた。
※人混みを避け、他人とのあいだに約2メートルの距離を置くことで感染を予防する策のことで、日本では「社会的距離」とも言われる。

 ドライブスルーであれば、店員と接触するのは商品の受け渡しをする時だけなので、スーパーマーケットに行くよりも他人と接触する機会が圧倒的に少なく、安心して買い物をすることができる。ちなみに、パンはイングリッシュマフィンとロールパンの2種類、牛乳もフルクリームミルク(オーストラリアの一般的な牛乳)とスキムミルクの2種類を取り揃えている。

画像2: ドライブスルーで“アレ”と“アレ”が買えるように

 じつはオーストラリアのマクドナルドだけでなく、この非常事態に各国のマクドナルドがそれぞれ思考を凝らした取り組みを行なっている。例えばブラジルのマクドナルドはソーシャル・ディスタンシングを促すために、マクドナルド(McDonald's)の頭文字であるMのかたちをしたゴールデンアーチを真ん中で分断して、2つに分けたロゴの画像をSNSに投稿

 また、全店舗閉鎖中のイギリス&アイルランドのマクドナルドは、休業期間中、愛好家たちがソーセージエッグマフィンとハッシュドポテトを自宅で作れるよう無料でレシピを公開している。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.