いつものベースメイクに使っているファンデーション、実は2種類持っているとかなり便利だって知ってた? 海外のメイクアップアーティストがそのメリットと効果的な塗り方を伝授。(フロントロウ編集部)

なぜ2種類も必要なの?

 あらゆる肌トラブルをカバーし、美しくなめらかな肌に仕上げてくれるファンデーション。自分の肌質やなりたい仕上がりに合わせて、お気に入りのものを“1種類だけ”持っている人も多いのでは?

画像: なぜ2種類も必要なの?

 しかし、プロによるとファンデーションは1種類だけでは物足りない。というのも、私たちの肌の色や質感は、“年中ずっと同じ状態”ということはなく、日焼けや乾燥などで常に変化しているから。その変化に対応するためには、少なくとも2種類のファンデーションを持つべきだとプロは言う。

 メイクのプロたちが2種類のファンデーションを持つことのメリットと塗り方のコツを米メディアAllureで紹介した。

1.自分にぴったりの“色”に調合できる

 ニューヨークを拠点に活躍するメイクアップアーティストのインゲボルグは、「1つのファンデーションだけで、自分の肌のトーンに合わせるのはかなり難しい」とコメント。その主な理由のひとつは、季節によって肌の色が変わるからだと説明した。

画像: 1.自分にぴったりの“色”に調合できる

 またセレブメイクアップアーティストのフィオナ・スタイルズは「どんなに日差しを警戒していても、夏の間は多少肌の色が変わる」と指摘。

 そのため、2色のファンデーションを使うことで「年間を通じてさまざまな色に組み合わせることができる。だから、日焼けをしていても肌の色が戻っても、(ファンデーションが)肌の色が合わなくて困るなんてことが起こらない」と彼女は言う。

2.陰影によってメリハリをつけられる

 もしメリハリある小顔にしたいのであれば、ここでも2色のファンデーションが役に立つ。インゲボルグは「顔の中心に明るい色のファンデーションを使い、メリハリを出したい場所には暗い色のファンデーションを使って」とアドバイス。こうすることで自然と骨格を強調し、メリハリのある小顔に仕上がるという。

画像: 2.陰影によってメリハリをつけられる

 また暗めのファンデーションでシェーディングをする際は、“温かみのある色”を選ぶとよりナチュラルな印象を絵耐えてくれるとも付け加えた。

3.肌状態に合わせて質感を調整できる

 2種類のファンデーションを持つべきもうひとつの理由が、肌状態の変化に対応するため。

 肌の状態というものは、常に変化しているもの。ある時は乾燥していたり、また次の日には少し脂っこくなっていたりする。そうなると、皮脂の多いTゾーンと乾燥しやすい口周りや頬とで同じファンデーションを使ってしまうと、ベースメイクがキレイに仕上がらないことがあるという。

画像: 3.肌状態に合わせて質感を調整できる

 そのため、メイクアップアーティストのエリサ・フラワーズは「ファンデーションは、その日の肌の状態に合わせてカスタマイズすべきね」と話し、パーツごとに使い分けるのもひとつの手だと語った。

 1種類のファンデーションだけでも充分カバーはできるけれど、ワンランク上のベースメイクに仕上げたいなら、2種類はメイクポーチに入れておいた方がいいかも。(フロントロウ編集部)

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