大人気の「リキッドルージュ」を乾燥させない、老け見えさせない攻略テクニックをセレブ御用達のメイクアップアーティストが紹介。(フロントロウ編集部)

意外と扱いが難しい「リキッドルージュ」

 発色が良く、長持ちするリップコスメとして人気が高い「リキッドルージュ」だけれど、とにかく乾燥しやすく扱いづらいのが難点。そのため、塗り方を一歩間違えると、唇がカサカサに乾いたり、なんだか古臭いメイクに仕上がったりしてしまうことも…。

画像: 意外と扱いが難しい「リキッドルージュ」

 そこで今回は、セレブも手がけるメイクのプロたちが、実際に行なっているリキッドルージュの塗り方をご紹介。唇を乾燥させず、若見えに仕上げるテクニックを教えてくれた。

コツ1.下準備に時間をかける

 まず、リキッドルージュを塗る時に最もやってはいけないが、ガサガサに乾燥した唇に塗ること。

 メイクアップアーティストのケイティ・メリンガーは「リキッドルージュは、ほとんどがマットな仕上がりだから、(唇が乾燥していると)上手に塗れなくなる」と、ルージュを塗る前に唇を充分に保湿する必要があると米メディアRefinery29でコメント。

画像: コツ1.下準備に時間をかける

 かといって、油分をたっぷり含んだリップクリームを塗るのはNG。リキッドルージュが油分ですべって唇に定着しない恐れがあるという。

 そのためケイティは「保湿力はあるけどベタつかないリップクリームを選ぶのがポイント」と助言。もっとリップを長持ちさせたい人は、色持ちを助けるリッププライマーを使うのもオススメ。

コツ2.メイクはしっかりめに

 ここ数年、ナチュラルな薄メイクがトレンドだけれど、リキッドルージュをするなら、メイクはしっかりめにするのが鉄則。というのも、リキッドルージュは他のリップコスメに比べて発色が良く、仕上がりもセミマットなものが多いから。

画像: コツ2.メイクはしっかりめに

 そのため、薄メイクにしてしまうと、唇だけ浮いてしまい、なんともバランスの悪いメイクに。米コスメブランド「アナスタシア ビバリーヒルズ」の創業者の娘、クラウディア・ソアレも「(リキッドルージュを使う時は)顔全体にしっかりお化粧していないと、逆に老けて見えるよ」と忠告。

 とくにリキッドルージュをするうえで重要なのが「チーク」。クラウディアいわく、リップと同系色のチークを少し濃いめに入れると、健康的な血色感がプラスされ、メイク全体のバランスが良くなると米メディアGlamourで明かした。

コツ3.重ね塗りはご法度!

 長持ちするように作られているリキッドルージュでも、食事や会話などを繰り返している内にメイク直しが必要になってくる。その時に気をつけたいのが、リキッドルージュの重ね塗り。

 メイクアップアーティストのアンドレ・サルミエントによると、すでにマットな状態で唇表面に固定されるため、「その上から(リキッドルージュを)塗り重ねてしまうと、リップがダマになったり、パサついたりしてしまう」と説明。

画像: コツ3.重ね塗りはご法度!

 口紅やリップグロスのように塗り直したくなる気持ちもわかるけれど、ここはグッと我慢。アンドレは「もしリキッドルージュを塗り直したいのであれば、一度(リップメイクを)落としてから、塗り直すのがオススメ」とアドバイス。

 もしリップを落とすのが難しい場合は、リキッドルージュと似た色味の口紅を上から塗るか、もしくは「(リキッドルージュを)指につけて、お直しが必要な部分に軽く叩き込むのもアリ」と話している。

 プロが教えるリキッドルージュの塗り方。とくにリキッドルージュは、汗や皮脂でメイクが落ちやすい春夏の季節に便利なコスメだから、これを機にチャレンジしてみて。(フロントロウ編集部)

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