新型コロナウイルス感染拡大の影響でドラマや映画の制作が中断するなか、人気ドラマ『ウエストワールド』の出演者が「斬新な方法」でアフレコを行う様子を自身のインスタグラムで公開。(フロントロウ編集部)

『ウエストワールド』出演者が車の中でアフレコ

 全世界で新型コロナウイルスの感染が拡大している影響で多くのドラマや映画の制作が中断されるなか、ドラマ『ウエストワールド』でメイヴを演じるタンディ・ニュートンが「斬新な方法」でアフレコを行う様子を自身のインスタグラムで公開した。

画像: Photo:©︎WARNER BROS. TELEVISION / Album/Newscom

Photo:©︎WARNER BROS. TELEVISION / Album/Newscom

 すべての地域ではないが、アメリカやイギリスでは外出禁止令が出されてから数週間が経過している。タンディがどこで隔離生活を送っているのかはわからないが、スタジオで声の収録をすることができないため、“ある場所”でアフレコを行う様子を撮影した動画を投稿し、さらにこうコメントした。

 「ロックダウン(都市封鎖)中。『ウエストワールド』のアフレコをするために録音スタジオを自分で作ってみたわ。(ガレージに止めてある車の中でパソコンとiPhoneを使って収録するの)

 (作品を完成させるためなら)なんだってする!新型コロナウイルスが猛威を振るっている状況でも、みなさんのもとに作品を届けられるように私たちはやれることをすべてやるつもりよ。これくらいの粘り強さがなかったら、全エピソードを完成させることはできなかった。(みなさんはまだシーズンの半ばだと思うけど、今後放送されるエピソードはまだ完成途中なの)編集を行なってくれているチームのみんなが魔法を実現させてくれることに、本当に感謝している」

 左右前後に体を激しく揺らしてハアハアと言いながら、戦うシーンのアフレコを車内で行なったタンディ。このシーンがどのエピソードで登場するのかは明かされていないが、上の動画を見る限り、かなり緊迫したシーンのよう。

 西部劇の世界を再現したテーマパークを舞台に、人工知能の反乱を描いた米HBO制作の大ヒットドラマ『ウエストワールド』。シーズン3では、ウエストワールドの中だけではなく、シーズン2のラストでパークから脱出したホストと人間との対立が、実社会の中で勃発するというスリリングな展開になっている。

(フロントロウ編集部)

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