バットマンの新映画『ザ・バットマン』
2021年公開予定のDCコミックス原作映画『ザ・バットマン(The Batman)』。キャストを一新して作り出される新たな『バットマン』の主人公、ブルース・ウェインを演じるのは映画『トワイライト』シリーズのロバート・パティンソン。
さらに、キャットウーマン役にはゾーイ・クラヴィッツ、ヴィランのリドラー役にはポール・ダノが、ペンギン役にはコリン・ファレルが、ジェームズ・W・ゴードン役にはジェフリー・ライトが決定。そのほかも豪華キャストが続々と発表され、ファンの期待を高めている。
『ザ・バットマン』の脚本、監督、製作を担当する、『猿の惑星』シリーズで有名なマット・リーヴスは、『バットマン』原作コミックを参考に、フィルム・ノワール調の探偵映画(※)にしたいと米The Hollywood Reporterにコメントしていたため、2019年に公開された映画『ジョーカー』のようなダークな話になるのではないかと言われている。
※1940年代にアメリカで撮影された、犯罪映画の総称。全体的に暗く、退廃的な印象が特徴。
そんな映画『ザ・バットマン』を待ち望むファンが、バットマンの相棒であるロビンを、映画『君の名前で僕を呼んで』のティモシー・シャラメにあてはめた画像を投稿し、大きな話題を呼んでいる。
『ザ・バットマン』にティモシー・シャラメを望むファン
ティモシーは2019年に行われた米Varietyのインタビューで『バットマン』の登場人物、ロビンを演じることに興味があることを明かしていた。
そのことを覚えていたデジタルアーティストのファンが、ティモシーがロビンを演じると仮定したコンセプトアートを公開。
初代ロビンのディック・グレイソンをイメージしたというその画像に、驚きと期待の声が多数寄せられている。「うーん、すごい。ティモシーにロビンをやってほしいな」「最高。あなたは本当に素晴らしい写真を作ったね、すごいよ…乾杯…」「もし神様がいるなら彼をロビン役にして」と、大盛り上がり。
ティモシーは俳優として精力的にキャリアを積んでいる俳優。2020年日本公開の映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』や『デューン』など、大作に引っ張りだこ。もし『ザ・バットマン』に出演すると、彼にとっては初めてのヒーロー作品出演となる。
他のバットマン映画とは違い、完全に新しいストーリーになる予定で、“バットマン”ことブルース・ウェインが主人公の探偵物語のようになると言われている『ザ・バットマン』は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け現在制作が中断しているが、監督のマットによると、撮影の25%は既に終了しているという。
とそんな『ザ・バットマン』へのティモシーの出演はまだウワサでしかないけれど、今回のファンアートからもわかるように、の出演を望むファンは非常に多い。(フロントロウ編集部)