臨時休園中のウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートの年間パスポート所有者のもとに届いた「ディズニーからの手紙」に夢の国の真髄を感じる。(フロントロウ編集部)

ディズニーランドから届いたメールの内容が胸アツ

 アメリカ国内で新型コロナウイルスの感染が拡大していることをうけて、3月中旬から無期限で臨時休園しているフロリダ州オーランドにあるウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート(以下ディズニーワールド)。一向に収束の気配が見えず、営業再開の見通しもまったく経っていない状況のなか、年間パスポート所有者のもとにディズニーワールドから一通のメールが届いた。

 以下、年間パスポート所有者のもとに届いたディズニワールドからの手紙の内容。

年間パスポート所有者のみなさまへ

私たちの最大のファンであり、最も忠実なゲストであるみなさまに感謝の気持ちをお伝えするためにメールを差し上げました。

私たちの世界の一員になってくださりありがとうございます。
お互いに協力し合ってくださりありがとうございます。
そして、この未曾有の事態に必死に耐えてくださりありがとうございます。

一緒に笑ったり、歌ったり、お祝いしたり、叫んだり、『オォー』『アァー』と声を上げたりしましたね。世界中を旅したり、海の底にある世界を訪ねたり、遠い遠い銀河系まで冒険に出かけたりもしましたね。でもまだ終わりじゃない。

ディズニーの魔法は今もここにちゃんとあります。その時が来るまで、ここであなたのことを待ち続けています。次にお会いする時には今まで以上に大きな意味を持つことでしょう。

世界で最もハッピーな場所にみなさんを歓迎できる日が来るまで、家で安全に過ごしながら、夢を見続けてください。

心を込めて、
ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート・ファミリーの一同より。

 ゲストのことを大切にするディズニーらしく、そこには日頃の感謝の気持ちと“いつまでも待っています”という心温まるメッセージがしたためられていた。臨時休園中もゲストへの気づかいを忘れないところはさすが夢の国。

 ちなみに、臨時休園に伴って、米ディズニーは年間パスポートの所有者に対して有効期限や支払い期日の引き伸ばしといった対策を取っている。(フロントロウ編集部)

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