アン・ハサウェイの父親が、彼女の友人を殴りかけたことがあるそう。家族愛が原因のその理由とは?(フロントロウ編集部)

アン・ハサウェイの父、なぜか娘の友人を敵認定

 現在では、夫で俳優のアダム・シュルマンとともに2人の子供を育てる母親である俳優のアン・ハサウェイもまた人の子。アンの父も、彼女が自分の子どもたちを愛するように、アンのことを大切に思っているようだけれど、その気持ちが先走って、過去にあるハプニングを引き起こしていた。

画像: 2009年の第63回トニー賞でのアンと彼女の父。

2009年の第63回トニー賞でのアンと彼女の父。

 舞台は、2012年12月に行なわれた映画『レ・ミゼラブル』のプレミアでのこと。今作でのアンの演技は非常に高い評価を受けており、彼女に第85回アカデミー賞助演女優賞をもたらしたほど。そんな彼女の演技を見たアンの友人で俳優のザック・ブラフは、本人にお祝いの言葉を伝えに行ったと、自身のポッドキャスト『Fake Doctors, Real Friends』で明かす。しかしその時、アンの横にいた彼女の父の様子がおかしい…。

 「アン・ハサウェイとは面識があったから、おめでとうを言うために(彼女のほうへ)歩いて行ったんだよ。そうしたら彼女の父親が立ち上がって、『このくそったれを殺すぞ。娘のプレミアを壊しにきたのか?私は彼を絞め殺す!』とでも言いたげな形相でこっちを見てきたんだ」

アン・ハサウェイ父の「誤解」とは?

 どう考えても、アンの父親が自分に敵意を持った目でこっちを見ている。しかしその理由は、ザックにとって簡単に予想のつくものだったよう。というのもザックは、アンの元カレで、詐欺罪で2008年に有罪判決をうけたラファエロ・フォリエリにそっくりだから!

画像: ラファエロ・フォリエリ(左)とザック・ブラフ(右)。

ラファエロ・フォリエリ(左)とザック・ブラフ(右)。

 イタリア出身のラファエロは、数億円ものお金を投資家などから騙し取り、詐欺やマネーロンダリングなど14件の罪状で2008年に有罪判決をうけた。しかし、奇しくも映画のプレミアが開催された2012年に出所しており、5月に国外退去となっている。

 娘を傷つけたラファエロが、娘の晴れ舞台に舞い戻ったのかと誤解した父の心中は察するにあまるけれど、目の前にいたのはラファエロではなく、ドラマ『Scrubs〜恋のお騒がせ病棟』の主演で有名な俳優ザック。その後、その事実に気がついたアンの父は、緊張の糸が切れたようだったそう。

 「彼と3メートルの距離ぐらいに近づいたら、彼の顔はまじでこわばってたよ。僕がアンの元カレじゃないと気がついた時には、安心からため息交じりに息をついてたね」

 ザックによると、彼がラファエロに間違われたのは1度ではないそう。大御所俳優のエディ・マーフィーにも、「アン・ハサウェイの彼氏で、刑務所に行ったヤツに似てるって言われたことない?」と言われたという。さらに言えば、ザック自身もラファエロを自分かと誤解したそう。エディにそう問われた際にザックが返した言葉は、「ありますよ。(ラファエロ逮捕の)ニュースを見ていて、『この男は『Scrubs〜恋のお騒がせ病棟』の男みたいじゃないか』ってなりましたからね!」だったという。 (フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.