トム・ハンクス出演のあのディズニー映画が、Disney+の配信に適さないとして、CGで編集されることになってしまった。その作品っていったい?(フロントロウ編集部)

全年齢対象の動画配信サービスDisney+

 日本でも2020年内からサービスが開始予定のディズニーによる動画ストリーミングサービス「Disney+(ディズニー・プラス)」。北米で2019年11月にサービスの提供が開始されたDisney+はヨーロッパやインドにも展開しており、その会員数はすでに5,000万人を超えている。

 Disney+では、ディズニーやピクサー作品から、マーベルや『スター・ウォーズ』作品、さらにはナショナルジオグラフィックの映像まで見られることから、子どもから大人まで全年齢の人々が楽しめるという、さすがディズニーといったコンテンツの豊富さを誇っている。しかしその“ピュアさ”を意識してか、あるディズニー映画に自ら変更を加えることになったよう。

画像: 全年齢対象の動画配信サービスDisney+

トム・ハンクス出演の映画が編集対象に

 ウォルト・ディズニー・カンパニーの映画部門であるタッチストーン・フィルムが1984年に公開した映画『スプラッシュ』は、ニューヨークに住む青年と人魚のラブストーリー。若かりしトム・ハンクスが青年アランを演じ、人魚のマディソンをダリル・ハンナが演じた。 

 マディソンは人魚であることから服を着ていないシーンも多く、そこが今回、Disney+に引っかかってしまったよう。ある1人のユーザーが、マディソンが海へ飛び込むシーンにある違和感に気がついてしまった。

「Disney+は、自分のストリーミングサービスにお尻を映したくなかったんだね。『スプラッシュ』が、デジタルファーのテクノロジーによって編集されてる」

 このシーンはオリジナルでもある程度はお尻が隠れていたのだけれど、Disney+で配信されるにあたって、お尻を完全に髪の毛で隠すことにしたよう。以下が、オリジナル版の映像。

 正直そこまで変わらない気もするけれど、何事にも手を抜かないのがディズニー流。『スプラッシュ』では他のシーンでも、裸のマディソンの姿がぼかされるなどの変更が確認されている。

Disney+ってどんなサービス?

 NetflixやAmazonプライムなど、自宅で楽しめる動画配信サービスが多くの人から人気を得るなか、ウォルト・ディズニー社が満を持して発表した動画配信サービス「Disney+」。

 月額は6.99ドル(約770円)で、最大4台まで同時視聴が可能。作品は、先述のとおりディズニー作品からマーベル作品まで揃う豪華さで、他にも、可愛すぎるベビーヨーダが大きな話題となった『スター・ウォーズ』のスピンオフであり、Disney+オリジナルドラマの『マンダロリアン』など、多くのオリジナル作品も人気となっている。(フロントロウ編集部)

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