ボリューム感のある唇を作るプロの技
ここ最近人気が続く、ぷっくりとしたボリューム感のある唇。唇をふっくらとさせるリッププランパーが多く登場したり、さらには注射で唇をふっくらさせるフィラーが話題になったりと、ふっくらリップの人気は増すばかり。
でも、そんなふっくらリップはメイクのちょっとした裏技で簡単に手に入るという。女優のダヴ・キャメロンやモデルのニコール・リッチーなど多くのセレブを担当するメイクアップアーティストのローレン・アンダーセンが、瞬時にボリューム感のある唇を叶える3つのメイクテクニックを明かした。
唇の中央だけにコンシーラー
まず準備するのはリップ…ではなくコンシーラー。これをリップを塗る前に仕込むことで、ふっくらとした唇を作ることができるという。
ローレンは、「上唇と下唇の真ん中にコンシーラーを塗って明るくすると、唇をふっくらと見せることができる」と米メディアByrdieにコメント。中央だけを明るく見せることで、自然に膨んでいるようなボリューム感が出るそう。コンシーラーを塗る時は指を使い、ぽんぽんと叩くようになじませて。
リップライナーを「塗らない場所」がカギ
リップライナーを使うときは、唇を囲むように輪郭もしくはそれよりも少し外側にラインを描くのが一般的。しかし、ローレンには「描かないようにしている場所」があるという。
ローレンがリップライナーで「描かない場所」とは、下唇の真ん中。それ以外をリップライナーでオーバーぎみに描いていくという。
下唇の中央だけ輪郭を描かない理由についてローレンは、「リップライナーは輪郭を強調して引き締める効果があるので、ここだけをあえて描かないことでふっくらと見せることができる」と話した。いつも描いていた場所を描かないだけなので、今まで輪郭をすべて囲んでいた人も1度試してみる価値アリ。
唇の中央にゴールド系のグロスをのせる
ぷっくりリップに欠かせないアイテムといえば、グロス。このグロスを使ったテクニックでも、ほかの2つの秘訣と同様「中央」がキーワードに。
ローレンは、「口紅を塗り終わった後、上唇と下唇の真ん中にゴールド系のグロスをのせるようにして」と話し、唇の中央にグロスで光を集めて立体的に見せることで、ぷるんとしたリップが完成すると明かした。
グロスはゴールド系のカラーでラメやグリッターなどほどよくキラキラしているものが良いそうで、塗った後には指で口紅とグロスをなじませるように少しぼかすとぼかすと、浮いて見えるのを防止できるという。
唇をふっくらと見せるプロの3つのテクニック。どれか1つだけを取り入れる形でも十分効果があるので、ふっくらとした唇に見せたい人はぜひ取り入れてみて。(フロントロウ編集部)