ビリー・アイリッシュが兄でソングライターのフィニアスと共に、新型コロナウイルスの感染拡大で経営難に苦しんでいる小規模事業者を支援するためのチャリティライブに出演した。(フロントロウ編集部)

小規模事業者を支援するチャリティライブに出演

 ビリー・アイリッシュは兄のフィニアスと共に、携帯電話会社ベライゾンによるオンラインのライブシリーズ『Pay it Forward LIVE』に出演。これは、アーティストが自宅でのライブをオンライン配信して小規模事業者への支援を募るというもの。現地時間3月26日にローンチされて以来、毎週開催されていて、これまでにアリシア・キーズやロックシンガーのデイヴ・マシューズ、カントリー歌手のルーク・ブライアンが出演してきた。

 ビリーは出演に先駆けて、「小規模事業は私たちのコミュニティにおいて重要な役割を担っている。大切なのは、この危機的な状況下で彼らをサポートすることよ」とファンに呼びかけ、「こうした地方の事業に脚光を当てられることは光栄なこと。彼らは私の人生に大きな影響を与えてくれたし、世界をより良い場所にしようとしてくれている」と小規模事業者たちに賛辞を送った。

画像: 先日、ワン・ワールド:トゥギャザー・アット・ホーム(One World: Together at Home)でもパフォーマンスを披露していたビリーとフィニアス。

先日、ワン・ワールド:トゥギャザー・アット・ホーム(One World: Together at Home)でもパフォーマンスを披露していたビリーとフィニアス。

全7曲をパフォーマンス

 ビリーとフィニアスは、彼女のデビュー・アルバム『ホエン・ウィ・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー?』に収録されているシングル「オール・ザ・グッド・ガールズ・ゴー・トゥ・ヘル(all the good girls go to hell)」のパフォーマンスからライブ配信をスタート。

 続けて「イロミロ(ilomilo)」を披露した後で、自分たちが応援したい小規模事業者の1つとして、幼少期に通っていたという地元のダンススタジオRevolution Dance Centerを紹介。そのなかで、ダンススタジオの先生がきっかけとなり、ビリーのデビュー曲「オーシャン・アイズ(Ocean Eyes)」を制作することになったというエピソードも明かした。

 ビリーはダンスの練習に明け暮れていたという13歳だった当時の出来事を振り返り、先生から振付をするための「曲を作ってみないか」と提案されたとして、その時にフィニアスと一緒に作った曲が「オーシャン・アイズ」だったことを明らかにした。その後の彼らの成功は周知の通りで、ビリーは自分たちのキャリアのきっかけを作ってくれたと、Revolution Dance Centerへの感謝を述べた。

 ライブは終始ほがらかな雰囲気で進行して、フィニアスが披露したソロ曲にビリーが歓声をあげるという微笑ましい場面も。この日のライブでは、「バッド・ガイ(bad guy)」や最新シングル「everything i wanted(エヴリシング・アイ・ウォンテッド)」といったビリーの楽曲のほか、フィニアスのソロ曲「Let’s Fall in Love for the Night(レッツ・フォール・イン・ラブ・フォー・ザ・ナイト)」、「I Don’t Miss You at All(アイ・ドント・ミス・ユー・アット・オール)」、「Break My Heart Again(ブレイク・マイ・ハート・アゲイン)」も披露された。

 ライブ配信のフル映像はコチラ。

 ビリーは「みんな観てくれてありがとう。みんなが家で元気なことを願ってる。どうかお願いだから、家にいてね。外に出て、人に会いには行かないで」とファンに呼びかけ、ライブ配信を締めくくった。(フロントロウ編集部)

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