セレーナ・ゴメスがノーメイクの状態で撮影した写真をインスタグラムに投稿。鏡越しに撮影された写真でセレーナが伝えたかったこととは?(フロントロウ編集部)

自分自身へのリマインダーを紹介したセレーナ

 2020年1月に最新作『レア(Rare)』をリリースしたシンガーのセレーナ・ゴメスが、同アルバムの名前を冠したコスメブランド「レア・ビューティー(Rare Beauty)」のインスタグラムを更新した。

 セレーナは以前、自分自身に言い聞かせるためのメッセージを記した付箋の数々が貼られた鏡を撮影した動画を「レア・ビューティー」のアカウントに投稿していて、「世界はありのままのあなたを必要としている」といった自分自身への“リマインダー”が書かれた付箋を紹介していた。

 セレーナは当時、「みんなの“#レア・リマインダー”も見てみたい!!」とコメントして、ファンにそれぞれのリマインダーを共有するよう呼びかけていて、これまでに多くのファンが「#rarereminder」のハッシュタグをつけて、セレーナと同じように鏡にポジティブなメッセージが書かれた付箋を貼った写真を投稿している。

ノーメイクで撮影したセルフィーを投稿

 今回、「レア・ビューティー」のアカウントに新たに投稿されたのは、鏡越しに撮影されたセレーナのセルフィー。写真のセレーナはメイクはしていない様子で、すっぴんの素顔で撮影されたもののよう。

 投稿された写真には、以前の投稿と同様、「レア・ビューティー」のロゴがプリントされた付箋が鏡に貼られていて、そこには「私はじゅうぶん(I AM ENOUGH)」の文字が書かれている。

 失恋を乗り越えるまでを歌った「ルック・アット・ハー・ナウ(Look At Her Now)」や、傷つきやすさを歌った「ヴァルネラブル(Vulnerable)」など、「生」を意味する「レア」と名づけられたアルバムでは、自身のありのままの感情を表現していたセレーナ。

 「私はじゅうぶん」の付箋は、“自分はこのままでじゅうぶん”だということをセレーナが自分自身に言い聞かせるためのリマインダーのよう。

画像: ノーメイクで撮影したセルフィーを投稿

 2015年に全身性エリテマトーデスと診断され、2017年にはその合併症によるトラブルから腎臓移植を受けた後で、その翌年には、検査の結果、血液中の白血球が減少していたことに強い不安を感じて取り乱し、さまざまなストレスや不安が蓄積したことも相まって、情緒不安定な状態が続いていたセレーナ。約4年ぶりとなるアルバムとなった『レア』のリリースまでに、心身ともにつらい時期を経験した彼女にとって、“このままでじゅうぶん”というメッセージはとても大きな支えになっているはず。

 最近も、セレーナはマイリー・サイラスとのビデオ通話で2018年に「双極性障害」との診断を受けたことを初告白したり、元恋人でシンガーのジャスティン・ビーバーとの交際によって負った心の傷を振り返ったりと、たびたび自身の心の内を打ち明けて、ありのままの自分自身と向き合う姿勢を積極的に示している。

 セレーナはセルフィーと合わせて、ファンたちが作った付箋の写真も投稿していて、「あなたは素晴らしい。だからありのままでいて」や、「自信を持って。あなたは貴重(レア)な存在」といったメッセージが書かれた、ファンによる付箋の数々が紹介されている。

 「自分はこのままでじゅうぶん」という、力強いメッセージでファンを勇気づけてくれたセレーナだけれど、彼女自身もファンの投稿に元気をもらっているようで、「みんなの投稿を見られるのはすごく嬉しい」と、ハートマークと共にコメント。ファンと共有できる嬉しさを綴った。(フロントロウ編集部) 

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