コツ1.ヘアケア製品を見直す
プロいわく、髪がまとまらないと感じたら真っ先に行なうべきは、シャンプーやコンディショナーなどのヘアケア製品を見直すこと。
ヘアスタイリストのジョバンニ・バカーロによると、髪がパサついたり、モワッと広がったりする主な原因は、髪の“乾燥”と“ダメージ”。そのため、ジョバンニは「髪が広がると感じたら、保湿効果の高い、回復力のあるシャンプーやコンディショナーに切り替えて」と米メディアByrdieで助言。
また、週に1、2回ヘアマスクをして髪に必要な水分と栄養を与えると、髪が柔らかくなって扱いやすくなるともつけ加えた。
コツ2.うねりやクセは根元から直す
ヘアスタイリストのマット・フーゲイトによると、髪のクセやうねりは部分的に直しても、上手くまとめることが難しいため、髪の広がりを抑えたいときは、根元から直すのが鉄則。
マットは「ドライヤーで髪を乾かす時は、必ず根元から毛先に向かって乾かして」と話し、ドライヤーを頭頂部に当てながら、髪を手グシで下に引っ張るように乾かすようアドバイス。
また、髪を乾かす前にヘアオイルを塗るのも効果的。しかし、つけすぎると髪がぺったりしてしまうため、ジョバンニは「広がりやすい髪をブローするコツは、乾かす前にブラシにヘアオイルをスプレーして使うこと。こうすることで、オイルをつけすぎずに、しっとりとツヤのある仕上がりになる」と説明した。
コツ3.レイヤーを入れすぎない
レイヤーは、髪を軽くしたり動きを加えたりするのに便利だけれど、髪質によってはレイヤーを入れすぎると、逆に髪が広がってしまうというデメリットもあるそう。
髪が広がりやすいタイプの人がレイヤーを入れたい場合は、毛先を中心に入れるのがオススメ。ヘアスタイリストのアンナ・ワイルズは「髪全体になじむように毛先に“短めのレイヤー”を入れるのが好きかな。髪も軽くなって、ストンとしたシルエットになるよ」と米メディアMakeup.comで明かした。
広がる髪をまとめてくれるプロのテクニック。とくに湿気が多いこれからの季節は髪が広がりやすいから、困ったらプロの意見を参考にしてみて。(フロントロウ編集部)