豪華セレブも参加する大規模「リモート卒業式」の開催が発表。日本からも参加できる、その内容とは?(フロントロウ編集部)

オンラインで「リモート卒業式」が開催

 通常、9月から新学期が始まる欧米の国々では、5月が卒業式シーズン。しかし、今年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で休校措置が続き、卒業式やプロム(卒業ダンスパーティー)の開催も中止を余儀なくされた。

 楽しみにしていた卒業式がキャンセルになり、寂しい思いをしている学生たちのために、SNSアプリのインスタグラムとその親会社であるフェイスブックが、合同で「リモート卒業式」を開催することを発表。

画像1: ※イメージ写真

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 『Graduation2020: Facebook and Instagram Celebrate the Class of 2020(グラデュエ―ション・2020:フェイスブック・アンド・インスタグラム・セレブレート・ザ・クラス・オブ・トゥエンティトゥエンティ)』(以下『Graduation 2020』)と題された同オンラインイベントは、米現地時間の5月15日(金)の太平洋時間午前11時/東海岸時間午後2時からフェイスブックの動画視聴機能「フェイスブック・ウォッチ(Facebook Watch)」で配信されるほか、個人に関するコンテンツは、イベントに参加するユーザーの各々のインスタグラムアカウントに投稿される。


有名セレブも参加

 数時間にわたって開催される『Graduation 2020』には、豪華セレブもゲストとしてリモート参加。

 大物司会者のオプラ・ウィンフリーが基調演説を行うほか、シンガーのマイリー・サイラスが卒業ソングとして人気の2009年のヒット曲「ザ・クライム(The Climb)」をパフォーマンスすることが告知されている。

画像: オプラ・ウィンフリー

オプラ・ウィンフリー

画像: マイリー・サイラス

マイリー・サイラス

 さらに、マイリーの父でカントリーシンガーのビリー・レイ・サイラスとのコラボ曲「オールド・タウン・ロード(Old Town Road)」がロングヒットを記録し、一躍ブレイクしたラッパーのリル・ナズ・X、映画『クレイジー・リッチ!』や『フェアウェル』の俳優兼ラッパーのオークワフィナ、映画『13ラブ30サーティン・ラブ・サーティ』や『JUNO/ジュノ』の俳優ジェニファー・ガ―ナ―、リオ五輪の金メダリストである女子体操選手のシモーネ・バイルズの参加も明かされており、今後もゲスト出演するセレブが追加発表されることが見込まれている。

画像: 左から:リル・ナズ・X、オークワフィナ、ジェニファー・ガ―ナ―、シモーネ・バイルズ。

左から:リル・ナズ・X、オークワフィナ、ジェニファー・ガ―ナ―、シモーネ・バイルズ。


セレモ二―はどんな内容になる?

 フェイスブックの告知によると、セレモニーでは、アメリカ国内の高校や大学の名称が州ごとに呼ばれ、各学校の卒業生たちの思い出の写真や動画がフィーチャーされるほか、校長や学長らからの祝辞も放映されるという。

 参加ユーザーたちは、配信と同時にライブチャットでコメントを交換し合うなどして交流でき、遠隔ではあるものの、学校生活の思い出や修業の喜びを一緒に分かち合うことができる仕組みとなる。


日本からも参加できる!

 『Graduation 2020』は、日本時間では5月16日(土)の午前3時から配信。深夜から早朝にかけてとなってしまうが、フェイスブックやインスタグラムのアカウントを所有している人ならば、日本からでも参加できる。

画像2: ※イメージ写真

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 2月末から休校措置が取られた日本でも、通常なら3月中に行なわれる予定だった卒業式を中止したり、規模を縮小する学校が相次いだ。

 本来なら、かけがえのない思い出となるはずだった卒業式を迎えることができず、不完全燃焼なモヤモヤを抱きながら新型コロナ禍の自粛生活を送っているという卒業生やその保護者は、『Graduation2020』をチェックして、全米の生徒たちと一緒に卒業の喜びを噛みしめてみては。(フロントロウ編集部)

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