ディズニーの実写作品初の黒人の王子が誕生
日本でも年内にサービスが開始予定のディズニーの動画配信サービス「Disney+(ディズニー・プラス)」で、今年の夏に配信が予定されている映画『Secret Society of Second-Born Royals(シークレット・ソサエティ・オブ・セカンドボーン・ロイヤルズ)』で、ディズニーの実写作品としては史上初となる“黒人の王子”を俳優のナイルズ・フィッチ(18)が演じることがわかった。
ディズニー初の黒人の王子に抜擢されたナイルズは、大ヒットヒューマンドラマ『THIS IS US/ディス・イズ・アス 36歳これから』で、ランダルの10代の頃を演じていることで知られる。情報が解禁されたことをうけて、ナイルズは自身のインスタグラムで「ようこそ、ディズニー初の黒人プリンス」とコメントを発表した。
映画『シークレット・ソサエティ・オブ・セカンドボーン・ロイヤルズ』は、王族として生まれた“次男と次女”でなおかつ特殊能力を持つ主人公たちが、スーパーパワーの使い方を学ぶために学校に通い成長していく姿を描いた作品で、ナイルズは“チームにとって不可欠なパワーを持つカリスマ的な存在だが、自己中心的なのがたまにきず”なトゥマ王子を演じる。
Disney+では既存のディズニー作品に加え、マーベルコミックスのヒーロー作品『ファルコン&ウィンターソルジャー(The Falcon and The Winter Soldier)』、『ロキ(Loki)』、『ホークアイ(Hawkeye)』、『ミス・マーベル(MS.MARVEL)』などのオリジナルコンテンツが配信を控えている。また、『シークレット・ソサエティ・オブ・セカンドボーン・ロイヤルズ』のようなティーン向け作品にも力を入れており、ヒラリー・ダフ主演の『リジー&Lizzie』のリバイバル作品が配信されることも決まっている。(フロントロウ編集部)