ラッパーのエミネムが、クローゼットの掃除中に激レアなナイキ(NIKE)のエアジョーダンを発見! 新型コロナウイルスのために、オークションに出品した。(フロントロウ編集部)

エミネム、掃除中にあるものを発見

 新型コロナウイルスの影響で家にいる時間が増え、家でできることに時間を使う人が増加している。そこでラッパーのエミネムは、家の掃除をしていたよう。普段以上に様々な場所の掃除をしていたようで、クローゼットの整理も行なったという。すると、さすがエミネム。あんなレアなスニーカーが片隅に眠っていたという。

 それはエミネムが2015年に、ナイキと、ファッションブランドのカーハートとコラボして制作したエアジョーダン4(Eminem Jordan 4 Retro Eminem x Carhartt)! 

 2015年に10足限定でオークションサイトebayに出品されたスニーカーは、サイズ27cmが最高落札額の約330万(3万100ドル)で売却されたほど高額な取引となった。ちなみに、この時の10足の落札額はすべて、エミネムの慈善団体Marshall Mathers Foundation(マーシャル・マザーズ・ファウンデーション)に寄付された。

エミネム、エアジョーダンをオークションに

 そんな激レアなエアジョーダンが家にあったと報告したエミネムが、次にとった行動がさすが。オンラインサイトのStockXにそのエアジョーダンを出品し、応募チケットを約1,100円で販売。1人何枚でも購入できるという。そしてその売り上げは、世界保健機関(WHO)の新型コロナウイルスの対策基金に全額募金されるそう。ちなみに、スニーカーのサイズはUS10.5(日本サイズ28.5cm程度)で、エミネムのヴィンテージTシャツ(サイズXL)もついてくるという。

 エミネムといえば、2005年にアルバム『アンコール(Encore)』をリリースした際に、50足限定でエアジョーダン4 アンコール(AIR JORDAN4 ENCORE)を発売。その後2017年にチャリティ目的で23足限定で復刻し、かなりの争奪戦になっていた。そんなエアジョーダン4 アンコールよりも、さらにレアな今回の一足。どれほどの入札があるのかにも注目が集まる。

 エアジョーダン4 アンコール。

新型コロナウイルスのなか慈善活動を行なうエミネム

 2015年に出品された10足の合計入札額は約2,500万円(22万7,552ドル)に上ったうえ、前回は落札者だけが入金するシステムだった。今回出品されたのはたった1足なうえ、すべてのファンがチケットを買うことができる。新型コロナウイルスの支援としては、かなり効果的なものとなりそう。

 エミネムは新型コロナウイルスの感染拡大が深刻になるなか、他にも行動を開始しており、自身の故郷ミシガン州デトロイトの医療従事者には、マーシャル・マザーズ・ファウンデーションを通してスパゲッティが支給された。ちなみにこのスパゲッティの名前は、「母親のスパゲッティ(Mom’s Spaghetti)」。彼の大ヒット主演映画『8 Mile』の主題歌「ルーズ・ユアセルフ(Lose Yourself)」の歌詞に登場したスパゲッティをもじったものとなっている。

(フロントロウ編集部)

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