ストレスやイライラ、疲れが溜まると、つい「過食」をしてしまうという人も少なくないはず。このストレスによる食べすぎを防ぐにはどうすれば良いのかを、専門家が明かした。(フロントロウ編集部)

やめられない過食を防ぐ方法

 特別お腹が空いているわけでもないのに、ついつい食べてしまうなんてことはない? この過食や暴飲暴食にはストレスが大きく関わっている。

 ビバリーヒルズの心理療法士であるジェン・マン博士は、「人は少なからず誰でもストレスを抱えていて、その気晴らしとして食に走ってしまう」と米メディアInstyleでコメント。なぜなら、ストレスがあるときに最も手っ取り早く快感を得られるのが食べる行為だから。

画像: やめられない過食を防ぐ方法

 マン博士によると、ストレスによる過食は、肉体は食事を欲していないのに感情を満たすために食べすぎている状態だという。しかし一旦満たされたとしても今度は後悔したり、気分が悪くなったりと負のサイクルに。

 そこでストレスによる食べすぎを防いで、健康的な食事サイクルを取り戻すコツを3つご紹介。

ながら食べをしない

 食事をするときにもスマホやテレビの画面を見るのがやめられないという人も多い。でもマン博士いわく、ほかのことに気をとられながらの“ながら食べ”だとついつい食べすぎてしまうそう。

画像: ながら食べをしない

 スマホやテレビを見ずに食事に意識を集中させ、しっかりと食事を味わうことで、必要以上に食べすぎてしまうのを防ぐ効果があるという。なるべく“ながら食べ“はやめて、食事を最大限楽しむように意識してみて。

たまには自分を甘やかす

 またマン博士は、過食をやめようというその行動が新たなストレスになる可能性もあると説明。マン博士は、「完璧に過食をやめないとと考えるほど、過食してしまう可能性が高くなる」と話し、たまには自分を甘やかすことも大切だと明かした。

画像: たまには自分を甘やかす

 どうしても我慢できないほどたくさん食べたくなったときは、自分がストレスを溜め込んでいるサインとして受け取って、我慢しない日をつくってもOK。実際に多くのセレブがダイエットにこの考えを取り入れていて、1週間に1日だけ好きなものが食べられる“Cheat day(ズルをする日)“を実践。この日を設定することでバランスが取れて、日々のダイエット生活を継続可能にしている。

スマホの画面をOFF

 最後のコツは、ついつい見てしまうスマホに関するもの。じつはスマホの画面ばかりを見ることもストレスを溜める一因になってしまうそう。

画像: スマホの画面をOFF

 マン博士によると、スマホを使わないパズルやボードゲーム、編み物、塗り絵などに集中することで過食に走るのを防いでくれるという。最近では、大人向けの塗り絵やパズルも多く販売されているので、1日のうち何時間かは電源を切ってほかのことに集中する時間をつくってみて。

 また、適度な運動やダンス、ヨガなど体を動かしてストレスを発散することや、食べる行為をもっと楽しむために時間をかけて料理をすることも効果的だという。ストレスを発散できる方法は人によっても違うから、自分が一番心地よく感じることを見つけるのが大切。

 気がつくとつい食べてしまうストレス過食。専門家が明かした3つのコツを心がけて、食事を健康的に楽しんで。(フロントロウ編集部)

This article is a sponsored article by
''.