大人気ドラマ『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』の制作陣が再びタッグを組み、新しいドラマを作ることが発表された。(フロントロウ編集部)

大人気ドラマシリーズの制作陣が再び集合

 アメリカの女性刑務所を舞台にしたコメディドラマで、MeToo問題や移民問題、そしてLGBTQ+問題など時事ネタを盛り込みあらゆる話題に切り込んでいたNetflixのドラマ『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』。2019年に最終シーズンであるシーズン7が配信され、ドラマ自体は終わってしまったものの、いまだにカルト的人気を誇っている。

 そんな『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』の制作陣であるジェンジ・コーハンやタラ・ハーマン、ヒラリー・ワイズマン・グラハムらが再び集結し、ソーシャル・ディスタンスを題材にしたNetflixのアンソロジー・シリーズが制作されることが発表された。

画像: 左から『オレンジ・イズ・ニューブラック』でグロリア・メンドーサ役を務めたセレニス・レイバとジェンジ・コーハン。

左から『オレンジ・イズ・ニューブラック』でグロリア・メンドーサ役を務めたセレニス・レイバとジェンジ・コーハン。

 新型コロナウイルスの予防の1つとして、ソーシャル・ディスタンス(社会的距離)を確保するよう言われている現在。作品では気軽に友達や家族に会うことが出来なくなっている現状を描くようで、「ストーリーテラーとしての私達の仕事は、現実を反映させることです。この新しく奇妙で困惑する現実を経験し、私達はみんな離れたところにいるため、つながりを見つけることに情熱を感じています」とプレスリリースで意気込みを語った。

 また、今回の作品の撮影方法も一風変わったものになるようで、編集などの作業はすべてリモート。さらに撮影は、出演者が自らカメラを回すという。

 何度も大きな賞を受賞している『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』の制作陣が携わっているだけに、ソーシャル・ディスタンスをテーマにした新しい作品には早くも期待の声が寄せられている。(フロントロウ編集部)

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