肌を優しくうるおしてくれる「温泉化粧水」だけれど、実はほかにもマルチな使い道があるって知ってた? 海外の美容皮膚科医が、温泉化粧水の正しい使い方と効果を高めるコツを紹介した。(フロントロウ編集部)

温泉化粧水って?

 温泉化粧水とは、ミネラル成分たっぷりの“温泉水”を配合した化粧水のこと。一般的にスプレータイプであることが多いため持ち運びが便利で、1日中どんな時にも保湿ケアができるのが最大の魅力。

 肌に非常に優しいのも特徴のひとつで、皮膚科医のエリザベス・ハウスマン医師は「温泉化粧水は、あらゆる年齢や肌質に安全かつ効果的に使用できるもの」と、敏感肌を含む全ての肌タイプに対応したスキンケア製品だと米メディアSkincare.comでコメント。

画像: 温泉化粧水って?

 また、ハウスマン医師は「フランスでは保湿効果に加えて、湿しん、やけど、乾癬に伴う刺激を和らげるためにも、温泉化粧水がしばしば使用されている」と肌トラブルに悩んでいる人にもオススメだと話している。

 しかも驚くことに、温泉化粧水は“保湿ケア”以外にも、さまざまな使い道があるとハウスマン医師は言う。さっそく温泉化粧水の便利な活用方法をチェック。

プレ化粧水として

 温泉化粧水には、ミネラル成分が豊富に含まれているため、化粧水の前に使う「プレ化粧水」として使うことで、化粧水や美容液の働きを良くする効果あるとハウスマン医師は説明。お風呂上がりや洗顔後に温泉化粧水をシューっとひと吹きすることで、肌を健やかに整え、化粧水の美容成分を肌の奥まで効率よく届けることができるという。

画像: プレ化粧水として

紫外線ダメージ、大気汚染対策

 ハウスマン医師によると、温泉化粧水に含まれるミネラル成分は、紫外線や大気汚染(外部刺激)によるダメージから肌を守ってくれる効果も期待できるそう。また汗や日焼け、暑さによって火照った肌を気持ちよく落ちつかせるのにも大変便利だとハウスマン医師は言う。

画像: 紫外線ダメージ、大気汚染対策

夕方のメイク直し

 夕方のメイク直しにスプレー化粧水を使うと、「かえって肌が乾燥するのでは…?」と思われがちだけれど、実は高い保湿効果を持つ温泉化粧水なら問題なし。ハウスマン医師いわく、顔全体に吹きかけた後に、ティッシュで小鼻や額をティッシュで優しく押さえることで、失われた水分を補給しながら皮脂や汗などの汚れをリフレッシュしてくれると説明している。

画像: 夕方のメイク直し

 さらに、温泉化粧水は、気温や湿度の変化でメイク崩れや乾燥を引き起こしやすい“機内美容”にもピッタリ。ハウスマン医師は「とくに(飛行機の)機内は空気がとても乾燥しているから、メイク直しや保湿のために必ず持っていくようにしてるわ」と明かした。

 ただし、ガスが充填されたスプレーは、原則機内への持ち込みができないため、手持ちの温泉化粧水が該当していないか事前に確認するのことを忘れずに。

 さまざま使い道があるマルチな温泉化粧水。とくに汗ばむ夏の季節は、知らず知らずのうちに肌が水分不足になっていることもあるため、保湿とリフレッシュを兼ねて温泉化粧水を使ってみて。(フロントロウ編集部)

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