エド・シーランが小学校のオンライン授業にサプライズで参加。児童たちに行なった羨ましい授業とは?(フロントロウ編集部)

オンライン授業に参加したエド・シーラン

 新型コロナウイルスの感染拡大による外出制限が続くなか、学校で授業を受けられない小学生のためにシンガーソングライターのエド・シーランがサプライズ。ウェブ会議用アプリZoom(ズーム)でのオンライン授業に“ゲスト講師”として参加したという。

 英The Sunによれば、エドは南ロンドンにあるエックスルボーン小学校で音楽を教えているティモシー・スペーラー氏からの依頼を受け、ズームでのオンライン授業に参加したそう。

 エドは児童たちに「パーフェクト(Perfect)」などの自身のヒット曲をギターで弾く方法を教えたほか、児童たちからの質問にも答えたという。

小学校時代を振り返ったエド

 自身の小学校時代について訊かれたエドは、「基本的に、学校ではあまり賢くなかった。長い間、自分のことをバカだと思っていたよ。数学や科学、国語が苦手でね。人生で成功するにはそういう勉強が必要だと言われていたんだ」と回想。

 学校の勉強はあまり得意ではなかったとしつつも、「音楽を演奏するのは大好きだったよ。それが自分を最も幸せにしてくれることだった。父親からはいつも、『ミュージシャンになりたいなら、一生懸命頑張りなさい』って言われていたよ」とエド。

 「音楽を作ることを仕事にしたいと思うようになったんだけど、そのためには懸命にやらなければいけなかったし、葛藤もあった。特に、生活費を稼ぐために結婚式でカヴァーを歌って収入を得ていた時なんかはね」と続けて語り、ミュージシャンとして成功するまでに経験した葛藤を振り返ったという。

画像: 小学校時代を振り返ったエド

 また、2019年8月に1年半の活動休止を発表しているエドは、質疑応答で今後の活動予定にも言及したそう。「来年のいつか」まで復帰することはないとした上で、「1年間、何もしないオフを過ごしたいんだ。普通の生活に戻りたいんだよ」と、落ち着いた生活を満喫するために少なくとも今年いっぱいは音楽活動に復帰しないと語ったという。

 サプライズでエドが授業に参加してくれたことも驚きだけれど、児童たちは彼の小学校時代の話を聞き、ギターの弾き方まで教われたというのだから、なんとも羨ましい限り。学校に行くことができない子供たちにも、この上なく楽しい時間になったはず。(フロントロウ編集部)

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