新型コロナウイルス感染防止のためにステイホーム中のビリー・アイリッシュを襲った身の毛もよだつ出来事とは? (フロントロウ編集部)

ビリー・アイリッシュの家に招かれざる客

 弱冠18歳にして、今年のグラミー賞で女性アーティストとして史上初めて主要4部門を制覇し、計5部門で受賞を果たしたビリー・アイリッシュ。ティーンの気持ちを代弁した“青春メランコリック”な楽曲が特徴の独特の音楽性はもちろんのこと、ファッションアイコンとしてもカリスマ的な人気を誇るビリーは、ほかの同世代のアーティストと比べてとくに熱狂的なファンが多いことで知られる。

 そんなビリーは、現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のために、ロサンゼルス郊外にある実家で家族とともに隔離生活を送っているのだが、じつはステイホーム期間中にビリーの身に身の毛もよだつ出来事が起きていたことがわかった。

画像: ビリー・アイリッシュの家に招かれざる客

 米E!Newsによると、今年5月、ビリーのファンを名乗る24歳の男性が突然ビリーの自宅を訪ねてきて、インターホン越しに応対したビリーの父に「ここにビリー・アイリッシュは住んでいますか?」と質問。ビリーの父はそれを否定したが、この男性は同じ日の別の時間に再びビリーの自宅の前に現れ、「常軌を逸した行動」を取り始めたという。

 男性はビリーの父から再三にわたって注意されたにもかかわらず、ビリー宅の玄関前に居座り、その後、駆けつけたセキュリティ会社の警備員に説得されて一度はその場を立ち去ったが、しばらくしてまた戻ってきてビリーの自宅近くで夜を越す準備を始めたとされる。しかも、男性の奇行はこの日だけでは終わらず、なんと翌日に再びビリーの自宅の前に現れ、今度はドアノブを回すなどして不法に侵入しようとしたという。

 たった数日間のあいだに計7回もビリーの自宅を訪れて、彼女の平穏な暮らしを脅かしたこの男性は、最終的に不法侵入の容疑で警察に逮捕された。また、後日、ビリーと彼女の両親は裁判所に接近禁止命令を申請し、その結果、ビリーと彼女の両親に約180メートル圏内に近づかないことや、彼女の家族への接触禁止が裁判所によって認められた。

 ビリーの自宅があるカリフォルニア州では、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策として、3月半ばから現在にいたるまで外出禁止令が出されている。ビリーが裁判所に提出した申請書には、そんな状況下で見知らぬ男性が突如自宅を訪ねて来たことや、この男性が新型コロナウイルスに感染している可能性もあることに、「身の危険を感じた」と記述されていたそう。(フロントロウ編集部)

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