ヘヴィメタルバンドであるLEFT BEHIND(レフト・ビハインド)が、ある1曲のPVを公開。その映像、なんと全編「あつまれ どうぶつの森」!(フロントロウ編集部)

あつ森でヘビィメタル

 アメリカのヘヴィメタルバンドであるLEFT BEHINDが、「Waiting For The End(ウェイティング・フォー・ザ・エンド)」のミュージックビデオを公開し、彼らのファンだけでなく、世界中の多くの人々を楽しませる結果となっている。なぜならそのPVは全編、現在世界中で大人気となっている任天堂のゲーム、Nintendo Switchの「あつまれ どうぶつの森」で撮影されたものだから!

 動画の最初では、あつ森らしく、しずえさんが島メロディーを歌ってくれる映像が。しかしその後…、一気にヘビィメタル開始! 映像も、ニコニコのしずえさんから一気にドラゴンや牢獄、虫取り網で袋叩きにされるカジロウの姿など、ほんわかした優しいあつ森の世界観を安全にメタル色に染めている。

LEFT BEHINDがこの曲に込めた思い

LEFT BEHINDは、4月にSNSでファンに向けて、「あつまれ どうぶつの森」の映像を送って欲しいと呼びかけており、今回のPVにはファンから提供された映像も多く使用されていると見られる。

ボーカルであるザック・ハットフィールドは、PVについての解説はしなかったけれど、休暇を取っていたことがこの楽曲に良い影響を与えたと語っており、メンバーたちも現在あつ森にハマっているのかもしれない。

「音楽と、バンドと一緒にツアーに出ることを愛する一方で、8年前に初めてツアーに出て、すべてのことが新しく見えた時の気持ちを恋しく思うことについての曲です。初期のツアーはブッキングがあったりなかったりで、どこかで急なライブが入らないかと願っていました。キャンセルされる公演もあったので、できるものはすベてやるという状態でしたから。

そしてこれは、故郷での経験の機会を逃したことについての曲でもあります。私は当時、1ヵ月ずっとツアーに出ていることもあったうえ、地元にいる時には働いていましたから、あまり出かけていませんでした。そうする内に、よく行っていた場所が閉店したり、新しい場所ができたりしていきました。そして、友達や家族は子を持ち、結婚して行きました。

今のバンドの在り方が好きですし、してきたツアーにとても感謝しています。しかし正直に言えば、少し休みを取ったのは、私のメンタルヘルスにとってとても良かった。少し距離を取って、これまで後回しにされてきた他の個人的な目標のために行動できるのは素晴らしいことです。

簡潔に言えば、この曲は逃してきたものについてです。昔のツアーのクレイジーさを恋しく思う気持ちだったり、不在だったせいで逃したプライベートでの経験だったり。感情は同じです」

(フロントロウ編集部)

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