ビリー・アイリッシュが、グーグルマップに対してある対策を依頼。彼女は今月、ストーカー被害に遭ったばかりだった。(フロントロウ編集部)

絶大な人気を誇るビリー・アイリッシュ

 まだティーンエイジャーの18歳にして、グラミー賞で女性アーティストとして史上初となる主要4部門を制覇し、計5部門で受賞を果たしたビリー・アイリッシュ。大ヒットソング「バッド・ガイ(Bad Guy)」のメロディから分かるように、次世代のけだるさを表したような独特な音楽を作り出している。

 またその個性的なファッションも魅力の1つで、これまでにベルシュカ(BERSHKA)やH&Mとコラボしてきたけれど、2020年5月15日には、ユニクロの「UT」で現代アーティストの村上隆とのコラボコレクションを発売することを発表した。

外出禁止令のなかストーカーが家に何度も来る

 名実ともに高い評価を受けるビリーだけれど、その人気が恐怖の事件を引き起こしたばかり。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、現在はアメリカのロサンゼルス郊外にある家で過ごしているビリーだけれど、この外出禁止期間中に、ストーカー被害に遭っている。

 犯人はビリーのファンを名乗る24歳の男で、ある日ビリーの家を訪ねて行き、インターホン越しに「ここにビリー・アイリッシュは住んでいますか?」と聞いたそう。その時対応したビリーの父はすぐに危険を察知し、ビリーが住んでいるという事実を否定したけれど、男はその後も幾度となくインターホンを鳴らし、最後にはドアノブを回してきたという。

画像: ビリーと兄のフィニアス・オコネル。

ビリーと兄のフィニアス・オコネル。

 数日間のうちに男は計7回もビリーの家を訪れたため、最終的に、ビリーと彼女の両親は男に対して接近禁止命令を取得。彼らの約180メートル圏内に近づかないことや、接触禁止が認められた。

ビリー・アイリッシュ、グーグルマップ上でも対策

 しかし、このような問題は今後も起こりえる。これまでにも、モデルのケンダル・ジェンナーやシンガーのテイラー・スウィフトなど、多くの著名人がストーカー被害に遭っており、その経験談はかなり恐怖。しかしビリーの住むロサンゼルスの観光として有名なものには、セレブの豪邸ツアーもあるほどで、プライバシーの確保に多くのセレブが四苦八苦している。

 そこでビリーは、現代において1番危険であるインターネットでの対策を取るようにしたよう。英The Sunが伝えるところによると、ビリーは、グーグルマップのストリートビューで自身の家が見られないようグーグルに依頼したとみられる。

 この方法は、ストーカーや泥棒などから身を守るためにザ・ビートルズのポール・マッカートニーや、シンガーのリリー・アレンも行なった対策。グーグルのスポークスマンはThe Sunに、「(ストリートビューに映る)人の顔や、ライセンスプレートなどが見えておりぼやかしたい場合、または家や車、身体ごとぼやかしたい場合などには、“問題を報告”のボタンを使ってリクエストを依頼することができます」とコメントしている。(フロントロウ編集部)

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