新型コロナウイルス禍でバーガーキングの顧客たちに愛され続ける「アレ」が巨大化! 安全に食事を楽しむための工夫が妙案。(フロントロウ編集部)

バーガーキングの「お楽しみ」が巨大化

 米ファストフードチェーン、バーガーキング(Burger King)といえば、そのネーミングにちなみ、ハンバーガーやセットを購入すると、子供や希望者にペーパー・クラウン(紙でできた王冠)をくれることで有名。

画像: バーガーキングの「お楽しみ」が巨大化

 童心を忘れていない大人たちにとっても、バーガーキングで食事をしたり、テイクアウトをしたりする際のちょっとした“お楽しみ”となっているこのペーパー・クラウンが、新型コロナウイルス禍で超巨大化している。

 海外でも、日本でいう“3密(密閉・密集・密接)”を避けるほか、対人距離を約2メートル保つようWHO(世界保健機関)や各国の疾病予防管理機関が呼びかけを続けるなか、ドイツのバーガーキングで配布がスタートしたのが、「ソーシャル・ディスタンシング・クラウン」と名づけられた、こちらの新ペーパー・クラウン。

 円の直径は150センチメートルと、推奨されている2メートルには満たないものの、これを着ければ、確かに他人との距離を保ちながら食事を楽しむことができる。

 従来のペーパー・クラウンと同様、自分で組み立てるDIY形式のアイテムとなるため、サイズが巨大なだけに若干面倒そうではあるが、そこはご愛嬌といったところだろうか。

 バーガーキングの広報は、ソーシャル・ディスタンス・クラウンの導入について「お客様に楽しくて遊び心のある方法でソーシャル・ディスタンシング(社会的距離の確保)のルールを守りながら、店内での食事を満喫して欲しいと考えました」と米Business Insiderにコメントしている。


「アレ」が3倍に!

 普段から、ちょっと笑える風刺的なプロモーションを得意としているバーガーキングでは、このほかにも、一風変わった方法でソーシャル・ディスタンシングの遵守を後押ししている。

 イタリアの店舗では、世界共通の定番メニューである「ワッパー」にサンドされる玉ねぎの量を通常の3倍にした「ソーシャル・ディスタンシング・ワッパー」を発売。

 生の玉ねぎを大量に食べて口臭がキツくなることで、人々が自分と距離をとるようになる…かもしれない、という“ほとんどネタ”な新商品となっている。

(フロントロウ編集部)

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