モニター越しでも完ぺきフェイス♡
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、在宅勤務やリモートワークなどが推奨されているなか、ますます増えている“オンライン飲み会”や“テレビ会議”などのモニター越しのやりとり。
モニター越しでもキレイに見せたいからと張り切ってメイクにしてみたのに、「あれ、なんだか顔色が悪く見える」や「顔がちょっとむくんで見える?」と、予想外の仕上がりにショックを受けたという人も多いのでは?
そこで、今回はメイクアップアーティストのジョー・ベイカーが、モニター越しでも顔色を明るく見せる“オンライン映えするメイク”をご紹介。時間がなくてもパパッとできるので、急なビデオ会議や飲み会のお誘いがきても安心! さっそく気になるプロのオンラインメイク術をチェック。
オンライン映えするメイクのコツ
まず、メイクをする前に、フェイシャルオイルで保湿ケア。ジョーいわく、メイク前にオイルを塗ることで、肌のバリア機能を高めるだけでなく、肌にみずみずしいツヤと立体感を与えることができるそう。
また、ジョーは「オイルを先に仕込んでおくと、ファンデーションの量が少なくて済むことに気づいたの」と発言。というのも、普通に顔を合わせるのとモニター越しでは、メイクの見え方が少し変わってくるから。ファンデーションをしっかりめに塗ってしまうと、顔が平面的でのっぺりして見えやすいとジョーは言う。
そのため、ベースメイクは、なるべく薄めに仕上げるのがオンライン映えのコツ。ファンデーションの塗り方について、ジョーは「ふわふわのメイクブラシに数滴垂らして、顔全体になじませるのがオススメ」と助言。メイクスポンジや指を使って塗るよりムラなくキレイに仕上がり、手も汚れないため、時短にもなるという。
次に、小顔メイクに欠かせないシェーディング。普段は、シェーディングを入れないという人も多いと思うけれど、ジョーは「(モニター越しの)相手は、実際のあなたを見ているわけではないの。だから、顔の輪郭をしっかりさせることが、今のところ一番いい方法ね」と、ぼやけがちなモニター越しには、少しメリハリをつけるぐらいがちょうどいいと明かした。
そして驚くことに、なんとアイメイクはあえてスキップ! ジョーは「自宅で長時間も仕事をしていると、マスカラをうっとうしく感じることもあるでしょ。どのみちカメラ越しだとほとんど見えないんだから、目は完全にスキップしても大丈夫よ」とアドバイス。
その代わり、モニター越しでもよく見える「チーク」と「リップ」は、発色の良いものを選び、少しだけ濃いめに仕上げるのがポイント。とくにチークは、いつもより明るめの色で仕上げると、パッと明るく華やかな印象に仕上がるそう。
リップメイクについては、鮮やかな色合いのリップをつけるのがオススメ。ジョーは「ハッキリした色のリップをしていると、“いつも通り仕事している”って感じがして好き。つけているだけで、すごく気分が上がる」と、なんとなく気持ちが滅入りがちなおうち時間を、ポジティブな気分に変えてくれる効果もあるという。
以前よりもオンライン飲み会やテレビ会議など、モニター越しのやりとりが身近になってきた昨今。オンライン映えするメイクをマスターすれば、よりおうち時間が楽しくなるかも。(フロントロウ編集部)