映画『スター・ウォーズ』シリーズ監督のJ.J.エイブラムスは、同作で主演のレイ役を務めたデイジー・リドリーがもともと『スター・ウォーズ』のファンではなかったことを知り、撮影前に忠告をしていた。(フロントロウ編集部)

『スター・ウォーズ』で一躍スターに

 デイジー・リドリーは映画『スター・ウォーズ』シリーズで主人公のレイ役として活躍した俳優。同作出演により、一躍ハリウッドのスターダムに踊り出たことでも知られている。『スター・ウォーズ』にキャスティングされるまでは、ロンドンのパブで最低賃金近くの時給でアルバイト生活をしていたそう。

画像: 『スター・ウォーズ』で一躍スターに

 彼女は2015年に公開された映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』から、“続三部作”の主人公レイ役としてシリーズに出演。自身のアイデンティティに悩み、迫りくる敵の脅威に立ち向かう強い女性主人公として大活躍した。

 監督のJ.J.エイブラムスは2014年に行なわれたオーディションを振り返り、「彼女の才能は完全に未知のものだった」と、ほぼ無名だったデイジー採用の秘話を米Rolling Stoneのインタビューで明かした。

『スター・ウォーズ』の主役を演じるということ

 そんなデイジーだけれど、実は本作の主人公に選ばれた時は『スター・ウォーズ』のファンではなかったそう。すると、それを知ったエイブラムス監督は、撮影が始まる前に彼女に電話してきたという。

画像: 『スター・ウォーズ』の主役を演じるということ

 エイブラムス監督は、その電話で彼女に「(君が起用されるのは)映画の役柄ではないんだ。人々のための宗教なんだよ」と警告してくれたと、デイジーは米Guardianに明かした。

 監督自ら「宗教」と言ってしまうほど影響のある大作の主役を獲得したデイジーは、今や有名人。その生活はロンドンの片隅にあるパブでバイト生活に勤しんでいた頃とは全く違い、『スター・ウォーズ』で有名になってからは個人のSNSアカウントもやめたそう。

画像: ©LUCAS FILMS/BAD ROBOT/WALT DISNEY PRODUCTIONS

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 そんなデイジーは、今後も映画『Asteroid Hunters』や『Chaos Walking』など、様々な作品への出演が決定している。(フロントロウ編集部)

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