チークはコスメのなかでも、メイクの仕上がりを一瞬で変えてくれる優秀コスメだけれど、メイクのプロによるとむしろ逆効果になるNGな使い方があるそう。プロが避けるべきと話す、やりがちなチークのNG行為とは?(フロントロウ編集部)

プロが教えるチークのNG行為

 頬を色づけて、顔色を一瞬でぱっと明るく見せてくれるチークは、まさにメイク好きの味方。でもじつはそんなチークも、使い方を間違ってしまうと、肌悩みを強調したり顔色を悪く見せたりすることがあるそう。メイクのプロが、チークを使うときに避けるべきNG行為を明かした。

画像: プロが教えるチークのNG行為

濃く塗りすぎると顔色が悪くなる

 血色感をアップさせるチークだけれど、塗りすぎはNGだという。セレブを手掛けるメイクアップアーティストのミン・ミン・マは、「チークを塗ることで、顔を明るくフレッシュに見せることができるけれど、塗りすぎると逆に顔色が悪く見えてしまう」と米メディアByrdieにコメントし、濃すぎるチークは逆効果になると話した。

画像: 濃く塗りすぎると顔色が悪くなる

 ミンによると、部屋の照明が暗いことでチークを塗りすぎてしまうことも多いそうで、自然光が差し込む方向に顔を向けてメイクをするのがオススメだという。濃くなればなるほど血色が良くなるわけではないので、ほどよい濃さで仕上げるのを心がけて。

肌質に合っていないと肌悩みを強調

 チーク選びでポイントとなってくるのが、自分の肌質。パウダーからクリームチークまでさまざまなタイプが登場しているけれど、自分の肌質に合ったタイプを選ぶことも大切だという。

画像: 肌質に合っていないと肌悩みを強調

 ニューヨークを拠点に活動するメイクアップアーティストのスージー・ガースタインは、クリームチークを強く支持しているそうで、「乾燥肌にパウダーチークを使うとカサカサして見えてしまうけれど、クリームチークならツヤっぽく輝く肌に仕上げられる」と説明。でも反対にオイリー肌にクリームチークを使うとテカって見えることがあるので、その場合はパウダーを選ぶほうがよいそう。

 今まで色味だけで選んでいたり、チークがヨレやすかったりする人は、質感も見直すともっとフィットしたメイクができそう。

ブラシが大きすぎて余分な部分にも塗ってしまう

 チークを塗るときに使うブラシにも、注意するべきポイントがあるよう。メイクアップアーティストのクリスティン・クルスが避けるべきNG行為だと話したのは、大きすぎるブラシを使うこと。

画像: ブラシが大きすぎて余分な部分にも塗ってしまう

 クリスティンは、「チークを塗るときのブラシが大きすぎると、塗るべき場所以外にもチークがついてしまう」とコメント。大きすぎるブラシでは、狙ったようにチークを入れられなくなるという。そのためブラシを選ぶ時には、大きすぎずチーク用に作られたものを選ぶよう勧めた。ちなみにメイクのプロによると、チークを塗るべき位置は顔の形によって異なるそうなので、自分に合ったチークの入れ方をやってみるのもオススメ。

十分にブレンドできずチークが浮く

 意外と忘れてしまいがちなのが、チークを塗ったあとのブレンド。セレブを担当するメイクアップアーティストのロバート・グリーンは、「チークを塗っている部分とそうでない部分の境界線が見えてしまっている人が多いけれど、これは絶対に避けたい」とコメント。しっかりとブレンドしないと、チークを塗った部分だけが浮いて見えるという。

画像: 十分にブレンドできずチークが浮く

 チークのブレンドのコツとしてロバートは、チークを塗るためのブラシと、ブレンド用のブラシを2つ使い分けるのが理想だと話した。ブレンド用のブラシを使って、チークを塗った周りに円を描くように動かすと、シームレスな仕上がりになるという。ブレンド用のブラシがない場合は、ビューティーブレンダーのようなスポンジでポンポンと叩いてなじませる方法でもOK。

 メイクのプロたちが教えるチークを使うときのNG行為。実際にやってしまっているものがあったら、プロのアドバイスをもとに改善してみては。(フロントロウ編集部)

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