アメリカを中心に世界中の美容好きを魅了する「G-Beauty」というカテゴリーが、一大ブームになりそう。実力派コスメが多く、セレブもトリコにする「G-Beauty」とは一体どんなものなのか、その魅力に迫る!(フロントロウ編集部)

ドイツ発のスキンケア「G-Beauty」に注目

 「G-Beauty」とは、ドイツ発祥のスキンケアのことで、韓国の美容がK-Beauty、日本の美容がJ-Beautyと呼ばれるように、ドイツの美容(German Beauty)を表すG-Beautyが注目キーワードになっている。アメリカでは近年G-Beautyの人気が急速に高まっているそうで、2019年のアメリカ国内でのドイツ美容ブランドの売り上げは約20%増加したと米NY Timesが報じている。

画像: ドイツ発のスキンケア「G-Beauty」に注目

G-Beautyは科学に基づいた実力派コスメが多い

 G-Beautyの人気上昇の理由のひとつとなるのが、ヨーロッパのスキンケアに関する規制が他国に比べてはるかに厳しいこと。EU法では、発がん性の副作用があることが知られている1,000以上の化学物質を禁止しているのに対し、FDA(アメリカ食品医薬品局)で禁止されているのはわずか11種類だという。

 ドイツ発のブランド「ドクターハウシュカ(Dr.Hauschka)」のCEOを務めるマルティナ・ジョセフは、「G-Beautyのアイテムは、膨大な研究を繰り返して開発され、厳しい規制をクリアした高品質な製品だから世界中で支持されていると思う」と米メディアStyleCasterでコメント。アメリカを中心に世界中の美容好きがハマるのは、科学に基づきながら、厳しく規制された安全性のなかで効果を発揮する実力派コスメであることが要因のよう。

画像: G-Beautyは科学に基づいた実力派コスメが多い

 またマルティナは、クリーンでサスティナブルな製品の需要が高まっていることも、ドイツのスキンケア製品が評価されている理由だろうと付け加えた。エコの分野ではドイツは先進国として知られているけれど、美容界でも高まっているサスティナブルへの関心もG-Beautyの人気を押し上げているという。

 日本のオーガニックコスメショップなどでよく見かける「ヴェレダ(WELEDA)」や「ラヴェーラ(lavera)」もドイツ発祥のコスメブランド。そのほかセレブの美肌を支える実力派ドクターコスメブランドも、じつはドイツ発祥のものが多い。セレブたちから圧倒的な支持を得る人気ブランドをご紹介。

「ドクター・バーバラ・シュトゥルム」

 「ドクター・バーバラ・シュトゥルム(Dr.Barbara Sturm)」は、ジジ・ハディッドヘイリー・ビーバーキム・カーダシアン、エミリー・ラタコウスキーら数多くのセレブをファンに持つ実力派ブランド。

 「ドクター・バーバラ・シュトゥルム」を手掛けるのは、世界的に著名なエイジングケアのスペシャリストでありカリスマドクターのバーバラ・シュトゥルム医師。同ブランドのアイテムは、日本では通販サイトのRevolveなどで購入が可能。

「アウグスティヌス バデール」

 アシュリー・グラハムやケイト・ボスワースなどのセレブやメイクのプロからの信頼も厚い「アウグスティヌス バデール(Augustinus Bader)」は、ヴィクトリア・ベッカムとコラボしたスキンケア製品の販売なども行なう人気ブランド。

 「アウグスティヌス バデール」は、肌の再生医学の研究に30年取り組んでいる幹細胞科学者のアウグスティヌス・バデール博士が手掛けている。とくにカルト的人気を誇るフェイスクリーム「ザ・クリーム」は、独自のブレンドで開発した「TFC8」という成分により肌再生の促進や幹細胞の活性化などのエイジング効果が期待できると、バデール博士が米Glamourに語った。

 「アウグスティヌス バデール」は、ブランド公式オンラインショップでは日本からの注文が可能となっている。

 高い安全性と科学に基づいた効果で、多くの美容好きやセレブたちから支持されるG-Beauty。このブームによって、高い効果だけでなく、安全性やサスティナビリティなども含めた品質が求められる時代が幕を開けるかもしれない。(フロントロウ編集部)

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