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2020年6月5日に公開となるナタリー・ポートマン主演の映画『ポップスター』より、ナタリーのインタビュー映像が解禁となった。(フロントロウ編集部)

ナタリー・ポートマン主演新作『ポップスター』

 アカデミー賞女優ナタリー・ポートマンが映画『ブラック・スワン』を彷彿させる演技と、製作総指揮も務めた映画『ポップスター』が6月5日より日本全国公開となる。

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 主人公セレステを演じるのは、子役時代に『レオン』で大ブレイク、『ブラック・スワン』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したナタリー・ポートマン。ハリウッドのトップ女優として君臨するナタリーが今作で挑むのは、銃乱射事件の生存者として、追悼式で歌を歌ったことをきっかけに新進ポップスターへと上り詰めるも、度重なるスキャンダルで失墜。再起をかけたステージに臨むポップスターのセレステ。

 セレステの才能を買い、彼女をトップスターへと導く敏腕マネージャー役には、ベテラン演技派俳優のジュード・ロウ。また、幼少期のセレステと、ナタリー演じるセレステの娘の二役には、ラフィー・キャシディ。『トゥモローランド』など話題作に多数出演し、キャリアを広げる17歳の彼女は、その繊細な演技でまったく異なる人物の二役を見事に演じあげた。そして、セレステの姉エレノアには、『ゲティ家の身代金』や、『グッバイ・ゴダール!』のステイシー・マーティン。劇中ナレーションではウィレム・デフォーも参加。

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 さらに、主題歌・劇中歌の全般を担当するのは、世界的トップ・アーティストのSia。2017年9月から放送されたナタリー・ポートマン出演のクリスチャン・ディオールの香水ブランド「ミス・ディオール」のCMで、大ヒット曲「Chandelier(シャンデリア)」が起用されたことも記憶に新しい。

 監督・脚本は『シークレット・オブ・モンスター』で鮮烈のデビューを飾った若手気鋭のブラディ・コーベット。ナタリー・ポートマンと共にジュード・ロウ、Siaまでもが製作総指揮として名を連ねた意欲的な本作。Sia提供の楽曲を歌い上げるナタリー・ポートマン演じるポップスターの壮絶な物語で各映画祭にて絶賛の嵐を巻き起こした衝撃作。

ナタリー・ポートマンのインタビュー映像解禁

 この度、本作で主演でセレステだけでなく、製作総指揮も務めたナタリー・ポートマンのインタビュー映像が解禁となる。オスカー女優のナタリー・ポートマンが本作で挑んだ役は、スターとして華やかに活躍しながらも、メディアの暴力に脅えアルコールやスキャンダルに飲み込まれるセレステ。

 出演を決めた理由についてナタリーは「脚本を読んで文章表現に心を奪われた。ブラディ監督の人物描写やセリフや物語のテーマも魅力的だった。シーアの楽曲のレコーディング音声も聴いて、登場するポップソングも最高のものだと思った。いい音楽でないとこの話は説得力がないから。だから資料をもらった時点で迷わず参加を決めた」と当時を振り返り語る。

 さらに役作りについて、「ポップスに関するドキュメンタリーを観た。ポップスターの生活とか家族関係や仕事場での人間関係がどんなものか理解するために。脚本の理解も深まった。それから方言コーチのもとでスタテンアイランドの方言も特訓した。歌はシーアのプロデューサー、クリス・ブレイドと収録した。振り付けにも力を入れてる。15分間のショーの場面も区切らずに一気に撮影したの。だから大変だったけど楽しい準備でもあった」と、セレステを演じるにあたって準備したことを明かしている。

 時に、家族にも暴言を吐いてしまうほど気性の荒いセレステ。その背景には、ポップスターとして活躍する苦悩が隠されている。そんなセレステをナタリーは「セレステはとても複雑なキャラクター。モンスターのように豹変する時もある。残酷で攻撃的な面もあれば、深い洞察力を見せるなどといった誠実な一面もある。置かれた環境や一緒にいる人の影響を受けていろいろな側面を見せる面白いキャラクター。真実を突きつける人がいないと、若さを理由に好き放題できてしまう。そういうところが演じていて面白かった」と分析する。

 オスカーに輝く女優が本作で魅せる、圧巻のステージと、ポップスターとして生きる壮絶な生き様を映した熱演が見られる『ポップスター』は2020年6月5日に日本全国公開。(フロントロウ編集部)

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