肌トラブルを防止してツルツル美尻をキープ
水着の季節になるととくに気になるのが、お尻にできたニキビや黒ずみなどの肌トラブル。じつはお尻の肌トラブルには、普段の生活習慣が大きく関係しているのだとか。そんなお尻の肌荒れの原因と対策を専門家がレクチャー。
お尻のニキビを防ぐには?
お尻のニキビを防ぐ方法の前にまず知っておくべきなのが、ニキビができる原因。ニュージャージー州の皮膚科医であるシャリ・スペルリング医師は、お尻にできるニキビは、毛穴の奥にある毛包に細菌などが感染して炎症を起こす毛嚢炎とよばれるものが多いと米メディアWELL+GOODに明かした。つまりお尻にできるニキビは、顔などにできるニキビとは別物。
この毛嚢炎を発生させてしまう行動についてスペルリング医師は、「下着やボトムスとお尻の間で摩擦が起きることやタイトな衣服を着て汗をかくこと、その服のまま長時間過ごすことが原因になる」と解説。そのほか座っているときに毛穴が塞がれてしまっていたり、入浴時に皮膚の汚れを十分に洗い流せていなかったりと普段の生活習慣が細菌などの増殖を促進させていることがあるのだという。
そんなお尻のニキビを防ぐ方法としてスペルリング医師は、「汗をかいたときはなるべくすぐにボトムスや下着を着替えるのを意識して、自宅で過ごすときだけでもゆったりした下着や衣服を着るようにしてみるといい」とアドバイス。
ほかにもスペルリング医師によると、刺激の強いボディケア製品などが肌荒れの原因になってしまうこともあるそうで、身体を洗うときに無理にこすったり刺激を与えすぎないよう勧めた。
お尻専用のスキンケア製品にも注目
最近では、お尻用のボディスクラブやパック、オイルなどのお尻ケアに特化したアイテムも多く登場し、ニキビだけでなく、肌のごわつきや色素沈着による黒ずみを改善する働きのある製品などラインナップも豊富になってきている。
ニュージャージー州の皮膚科医であるアーナンドジェリア医師はお尻のケア法として、「なめらかな肌に導いてくれる低刺激のお尻用スクラブや、炎症を抑えてトーンアップしてくれるお尻用パックを取り入れるのがオススメ」と米メディアThe zoe reportにコメント。とくに汗をかくことが多く、水着を着る機会も多い夏の季節にはスペシャルケアとして取り入れてみるのもアリ。
普段はあまり見えない場所だからこそ、怠ってしまいがちなお尻のケア。お尻のニキビを発生させないように心がけたり、専用のスキンケアを取り入れたりしてツルツルな美尻を目指してみては。(フロントロウ編集部)