公開への期待高まる『トップガン マーヴェリック』
映画『トップガン』は、アメリカ海軍パイロットのエリート養成学校、通称“トップガン”に所属するエースパイロット候補生たちの挫折と栄光の日々を描き出した作品。1986年に公開され、世界中で空前の大ヒットを記録すると、主人公のマーヴェリックを演じたトム・クルーズは、一気にスターダムの頂点へと駆け上った。
2020年12月25日には34年ぶりの新作である『トップガン マーヴェリック』の公開が決定。新型コロナウイルスの影響により当初公開が予定されていた7月から、約半年の延期を経て待望の上映となる。新作にはトムがマーヴェリック役として続投、アイスマン役のヴァル・キルマーも参加している。
『トップガン マーヴェリック』でトム演じるマーヴェリックは、しばらく表舞台から遠ざかっていたものの、かつて輝かしい功績を打ち立ててきたその腕を見込まれ、トップガンの教官として重要なミッションを任命され、帰還する。
『トップガン』で指導を受ける側だったマーヴェリックも、もうその技を受け継ぐ年齢。本作には、若い訓練生としてモニカ・バルバロ、マニー・ジャシント、ダニー・ラミレスなど、フレッシュなキャストが採用されている。さらに、ジャン・ルイザ・ケリーやジョン・ハム、エド・ハリスなど、ベテラン俳優もズラリ。
なかでも『トップガン マーヴェリック』で重要な役を務めると言われているのが、映画『ダーク・ウォーター』や『ハルク』などの出演で知られるジェニファー・コネリー。彼女は、シングルマザーでバーを経営しているベンジャミン役として登場。まだ詳しい情報については公開されていないため、物語でどのような役割を務めるのかが気になるところ。
そんな彼女は、米バラエティ番組『エクストラ』に出演した際、『トップガン マーヴェリック』の撮影で受けたトムの印象について語った。
トム・クルーズ、仕事熱心でびっくり
ジェニファーは、撮影中にトムと行動を共にすることが多かったそう。彼女は、「私は彼ほど一生懸命に働き、仕事に熱心な人を見たことがない…。全ての瞬間が、彼にとってのベストを提供するための機会だった」と撮影時のトムを振り返った。
それだけでなく、トムは自分のセリフについてもかなりのめり込むタイプだそうで、ジェニファーは「私はこれほどまでに自分のセリフ覚えに緊張感を持って挑んだことはなかった。(現場は)厳しく管理がいきとどいた環境だった。彼はつねに準備万端だったから」と明かし、撮影中は完璧主義なトムのペースに合わせるので精一杯だったとも語った。
仕事熱心であるという噂の絶えないトムは、現在もその仕事に対する情熱は健在! 持ち前の生真面目さで、共演者を驚かせていたのだった。
そんな映画『トップガン マーヴェリック』は2020年12月25日に日本公開予定。(フロントロウ編集部)