ドラマ『ウォーキング・デッド』のシーズン9でシリーズを去ったリックをめぐる最大の疑問がついに解明!? 『TWD』ファンが立てた仮説が「理にかなってる」と話題に。(フロントロウ編集部)

※この記事にはネタバレが含まれます。

リックが“戻って来られない理由”を解き明かす

 “ウォーカー”と呼ばれるゾンビがはびこる荒廃した世界を生存者たちが生き抜く姿を描き、社会現象を巻き起こしたドラマ『ウォーキング・デッド』

 放送開始から10周年を迎えてもなお根強い人気を誇る、同ドラマのシーズン9でシリーズを去ったアンドリュー・リンカーン演じるリック・グライムズが、あれから6年以上過ぎたのになぜアレクサンドリアに戻って来ないのかという“最大の疑問”について、『TWD』の熱狂的なファンが立てた仮説が「理にかなっている」とアメリカ版2ちゃんねる「Reddit(レディット)」で話題になっている。

画像: Photo:©︎DARKWOODS PRODUCTIONS / Album/Newscom

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 もちろん、超現実的なことを言えば、戻って来ない理由は単純に“リック役のアンドリューが番組を降板したから”。けれど、これまでにシリーズを去ったほかの人気キャラクターたちと違って、リックは死んだわけではない。ご存じの通り、最後のエピソードの終盤でジェイディスに助けられ、ヘリで安全な場所へと運ばれたリックは、物語のなかで“じつはどこかで生きている”という設定になっている。

 その後、リックが主人公の映画版『ウォーキング・デッド』の予告編で、彼の居場所が米ペンシルベニア州のフィラデルフィアであることが明かされ、さらにリックをアレクサンドリアから連れ去ったのは謎多き組織「CRM(Civil Republic Military)」だということが判明したが、彼が現在一体どんな状態で何をしているのかは明らかになっていない。とくに、6年以上経ってもアレクサンドリアに戻って来ない理由については、“どこかで囚われの身なっているから”というのが通説だったが、ここへきて新たな仮説が。

 それは、リックがアレクサンドリアに戻って来ないのは、彼が最後のエピソードで負った「怪我」にあるのではないかというもの。リックは橋の爆発で吹き飛ばされる前に、落馬して、鉄骨が脇腹を貫通する怪我を負っており、Redditに自身の仮説を投稿した『TWD』ファンは、この時の怪我が、爆発に巻き込まれた際に負った怪我をさらに悪化させたのではないかと推測した。たしかに、怪我の状態によっては歩くのはもちろんのこと、元の生活に戻るまでに、長い年月をかけてリハビリをする必要がある。

 あくまで仮説でしかないが、ファンのあいだでは、6年以上どこかで捕らわれているよりは、怪我が理由で戻って来られないというほうが「しっくりくる」として、多くの支持を得ている。

 ちなみに、現在、アンドリュー演じるリックが主人公の映画版『ウォーキング・デッド』の制作が進んでいることから、そこでリックに関するすべての疑問や真相が明らかにされる可能性が高い。まだ脚本も仕上がっていない状態だというが、グレッグ・ニコテロ監督によると、新型コロナウイルスの影響で制作がストップしている状況が脚本家にとっては好都合に働いているそうで、「時間ができたことで、より一層、ストーリーを深掘りしているようだ」と米SyFyのインタビューで語っている。(フロントロウ編集部)

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