メイクしているのに、老けてみえる…
ファンデーションは、気になるシミやニキビ跡をカバーしたり、肌のくすみ、色ムラ、毛穴を目立たなくしてくれる優秀なアイテムだけれど、意外と失敗する人が多く、使い方や色選びを間違えてしまうと、一気に老けた印象に…。
そこで今回は、女優のルーシー・ヘイルやミリー・ボビー・ブラウンを手がける人気メイクアップアーティストのケルシー・ディーニハンが、よくあるファンデーションの3つの失敗ポイントと、ハリのある若々しいメイクに仕上げるコツを米メディアByrdieで紹介した。
失敗1.下地を使わず、そのまま塗っている
1つめの失敗ポイントは、乾いた肌に直接ファンデーションを塗っていること。ケルシーは「どんなに保湿力の高いファンデーションだからといって、化粧下地や保湿クリームを塗らなくていいわけではない」と忠告。
というのも、乾いた肌に直接塗ってしまうと、乾燥して粉吹きしたり、小じわやほうれい線に入り込んだり、カバーするつもりが逆に気になる部分を強調してしまうから。
そのため、大人肌にとって化粧下地はマスト。ケイシーは「化粧下地は、肌のキメを整えるだけでなく、ファンデーションの伸びを良くしてくれる。また種類によっては赤み、くすみを抑えてくれる」と、透明感あるベースメイクには欠かせないと話している。
失敗2.間違ったファンデの色を使っている
2つめの失敗ポイントは、間違ったファンデーションの色を使っていること。ケルシーは「あなたが思っている以上に、ファンデーションの色は顔の印象を左右するものなの」とコメント。とくに若々しい印象にしようと濃い色のファンデーションを使ってしまうと、肌がくすんで老けた印象に。
ファンデーションは、必ず肌のトーンに合ったものをチョイス。ヘルシーな肌に見せたい場合、ケルシーは「おでこの生え際やフェイスラインまで塗らず、ブロンザーやシェーディングで全体の色を調整して」とアドバイス。
失敗3.ファンデを雑に塗っている
3つめの失敗ポイントは、ファンデーションを雑に塗っていること。充分にブレンディングされていないファンデーションはヨレやすく、時間と共にシワや乾燥が強調されてしまうという。
また、ケルシーは「エイジングケアをしたり、レーザーやフェイシャルを受けたりしているのに、(早く仕上げようと)皮膚を引っ張るように雑に塗るなんて、もってのほかよ」と、何気ない行動がシワやたるみを引き起こしてしまう可能性があると説明。
キレイに仕上げるコツは、自分が思っている以上にブレンドすること。しっかり肌になじませることで厚塗りにならず、素肌のように美しく仕上がるそう。さらに、ケルシーは「スポンジでもブラシでもいいけれど、力加減だけには気をつけて」とアドバイスした。
メイクのプロが教えるファンデーションテクニック。正しい使い方をマスターして、若々しいツヤのあるベースメイクに仕上げてみて。(フロントロウ編集部)