DCコミックスドラマ『THEFLASH / フラッシュ』のエロンゲイテッドマン役、ハートリー・ソーヤーが、大量の女性蔑視発言と人種差別発言を繰り返していたことが発覚し、解雇された。(フロントロウ編集部)

ハートリー・ソーヤー、信じられない発言の数々

 DCコミックスドラマ『THEFLASH / フラッシュ』のエロンゲイテッドマンことラルフ・ディブニーを演じていたハートリー・ソーヤーが、過去に自身のツイッターに大量の女性蔑視発言や人種差別発言を繰り返していたことで、ドラマから解雇された。ここ数週間でハートリーの過去の発言が発覚、拡散されていた。以下、ハートリーの発言の一部。

「スーパーボウル!アメリカ!刑務所の80%はアフリカンアメリカンさ!」
「ディナーに行ってきたけど、人種差別主義者なとこをさらしたわ。ふたたび!」
「今日のオーディションで、隠れておっぱいを見るのを楽しんだ」
「俺は乳首工場で働けると思うし、めっちゃ幸せになると思う」
「男として楽しんでたことのひとつは、ホームレスの女性を誘拐して彼女たちの胸を切ることだ」

 これらは主に2014年以前のものだけれど、数年前のものといえど許されないレベルの酷すぎる発言の数々には、怒りを通り越して恐怖を感じるほど。また、ハートリーは現在35歳で、これらの発言をした時にはすでに28歳前後の大人。弁明の余地はない。

画像: ハートリー・ソーヤー、信じられない発言の数々

ドラマ側、ハートリー・ソーヤーを解雇

 これを受けて、ドラマのエグゼクティブプロデューサーであるエリック・ウォレスが声明を発表。ハートリーの解雇を報告した。

「ハートリー・ソーヤーは『THE FLASH / フラッシュ』のシーズン7に戻ってきません。SNSにおける彼の投稿に関して、人種やエスニシティ、出身国、ジェンダーや性的指向をターゲットにした軽蔑的な発言は許容できるものではありません。そのような発言は、安全で包括的、そして生産的な労働環境のために努力し、発展させていくという私達の価値観やポリシーと正反対のものです」

 また、主役のバリー・アレン/フラッシュ役を務めるグラント・ガスティンもインスタグラムを更新。「ツイートを見た時、ショックで、悲しく、怒りを感じました。言葉には重みがある」と、コメントした。

 ハートリーはこれを受けて、インスタグラムに謝罪文を掲載している。(フロントロウ編集部)

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