メリハリのある「抜け感」がカギ
そろそろ夏っぽいニュアンスをメイクが気になってくる季節。昨年に引き続き、カラフルでポップなカラーを使った軽やかなメイクがトレンド入り。とくに「イエロー」や「オレンジ」などのさわやかなビタミンカラーが注目を集めている。
また、海外メイクアップアーティストたちによると、もうひとつのキーワードが「抜け感」。作り込みすぎない、肩の力が抜けたようなルックに仕上げるのがトレンドだと説明。気になる2020年夏のトレンドメイクを一挙大公開。
オレンジメイク
メイクアップアーティストのレベッカ・カシャーノは「今年の夏は、明るいオレンジやコーラルメイクがいっそう注目を集める」と米メディアbyrdieでコメント。
アイメイクにリップ、チークまで同じトーンでまとめたオレンジの「ワントーンメイク」は、トレンドのツヤ肌メイクと合わせて抜け感を演出するのがコツ。
80年代アイシャドウ
セレブメイクアップアーティストのモリー・スタンによると、今年の夏メイクは鮮やかでカラフルなアイメイクがトレンド入りすると米メディアPopsugarで説明。
なかでも注目なのがブルー、パープル、イエローなどのラメたっぷりの派手色アイシャドウ。大胆にアイホール全体に塗ってもいいし、モリーは「目頭や目尻などにポイント使いするだけでも、すごくオシャレよ」と話している。
Cゾーンチーク
80年代に流行した頬からアイホールの目尻側にかけてチークを入れる「Cゾーンチーク」がトレンドにカムバック。夏らしい血色感を与えるだけでなく、目を大きく見せる効果もあるというから驚き。カラフルなメイクともすっぴん風メイクとも好相性。
グラフィックアイライナー
昨年に引き続き、今年の夏も個性的なアイメイクがトレンド入り。アイホールの上にアイラインを引いた「フローティング・アイライン」に加え、ネガティヴスペースを活用した変形アイラインも注目を集めている。
メイクアップアーティストのニッキー・ウルフは「このアイメイクに挑戦したいなら、スルスル書けるジェルアイライナーを使うのがオススメ。失敗しても綿棒で簡単に修正できるから大丈夫!」と米メディアinstyleでアドバイス。
ラメリップ・グロス
2000年代に大流行した「リップグロス」がトレンドに完全復活。近年のリップグロスはベタつかない処方のものがほとんどで、ツヤのあるふっくらとした唇を叶えてくれる。
大人っぽいスモーキーアイとも、ナチュラルメイクとも相性が良いのも嬉しいところ。また、お気に入りの口紅のうえに重ねても、また違った質感を楽しむことができる。
プロがイチオシする2020年夏のトレンドメイク。発色の良い鮮やかなカラーで、夏のメイクを思いっきりエンジョイしてみて。(フロントロウ編集部)