英マクドナルドの多くの店舗が営業を再開したことで、各地に渋滞が発生。悲惨な出来事が起きてしまった。(フロントロウ編集部)

マクドナルドが営業再開

 新型コロナウイルスの影響で、イギリスでは3月下旬よりすべてのマクドナルドが一時閉鎖となっていたけれど、6月4日より一部店舗のドライブスルーとデリバリーが再開した。たまにすごく食べたくなるマクドナルドの味を、否応なく約2ヵ月半も絶つことになったマクドナルドファンによって、再開直後の各店舗の前は、ドライブスルーへ向かう車で大渋滞に。しかしそれが原因で、命に関わる事件が起こってしまった。

画像: マクドナルドが営業再開

渋滞で車が動かない

 イギリス中部に位置するウルヴァーハンプトンでも、マクドナルドのドライブスルーへ向かう長い列が。しかしその後ろのほうには、人命救助が目的の車が。そう、救急車が渋滞に巻き込まれて動けなくなってしまった。

 しかも、よりによって道幅の細い道でそれは起きてしまい、救急車の前にいる車も一部を歩道に乗り上げているけれど、救急車が通れるほどの幅がない。救急車を通すためには、一部の車が列を抜けて道を空けることが解決策に見えるけれど、そういった行動を取る車は確認できない。この状況を目撃した人物は、道を開けろとかなり激怒したそうで、Facebookに公開した動画では音声を消したほど。

 この救急車がどうなったのか、救急に連絡した患者はどうなったかなどの情報は明らかになっていないけれど、動画はインターネットで広くシェアされ、渋滞が原因で起きうる悲惨な事態に警鐘を鳴らした。

営業休止前にも様々な出来事が

 イギリスのマクドナルドの全店舗が営業を休止する前には、「マクドナルドのパニック買い」が起こっており、この時にも各店舗の前に大渋滞ができていた。

 また、「マクドナルドの転売」も発生しており、その商品名に「真のマクドナルド、ビッグマック。イギリスでの“2020年最後の1品”」や、「8個の冷凍したマクドナルドのダブルチーズバーガー。世界の終わりに最適」といったユーモアを交えて出品されていたり、これまたパニック買いされていたトイレットペーパーと物々交換を申し出るものがあったりと、カオスな状況となっていた。(フロントロウ編集部)

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