コツ1.ベースメイクは、なるべくライトに
カメラマン兼メイクアップアーティストとして活躍するジョーダン・リバティーによると、写真映えをさせたいなら、ベースメイクを厚塗りするのはNG。
ジョーダンは「今までは、しっかりめのベースメイクのほうが写真うつりが良いって思われていたけれど、近ごろのカメラは肌のあらゆるテクスチャーまで強調するからNG」と、ファンデーションの細かなヨレまで映って、かえって不自然に見えてしまうと米メディアWho What Wearで忠告。
写真映えさせるベースメイクのポイントは、「素肌感」を残すこと。ジョーダンは「軽いつけ心地のファンデーションとポアプライマー(毛穴カバー化粧下地)を使って肌のキメを整えて」と話し、あくまでナチュラルメイクに仕上げるのが大切だとアドバイス。
また、小じわやシミが気になるからといって、コンシーラーをべったり塗るのもNG。ジョーダンは「コンシーラーを塗りすぎると、小じわやほうれい線に入り込んで余計に肌トラブルを強調するだけ」とコメント。
その代わり、コンシーラーは、ふんわりとしたブラシで少量だけを塗ること。「カバー力をキープしたままツヤのある仕上がりになるから、写真の中でも若々しくフレッシュな印象に見えるよ」 とジョーダンは話している。
コツ2.アイメイクには、濃いめの色を
アイメイクについては、なるべく目の形がハッキリわかる「濃いめの色」を使うのがベスト。
というのも、目元や口元などのパーツは、カメラのフラッシュでぼやっとしやすいから。目をハッキリ大きく見せるためには、アイメイクは普段より少しだけ華やかに仕上げるのがポイントなのだそう。
とくに、ジョーダンがオススメしているのが「ネイビーメイク」。普段のアイメイクに“ネイビー”なんて使わないという人も多いと思うけれど、実は目元にネイビーを使うのは、昔からカメラマンの間で使われているテクニック。
ジョーダンは「昔からあるテクニックなんだけれど、ネイビーのアイライナーやマスカラを使うと、目元をパッと明るくすることができるんだ。ほかにも、ネイビーとブラックを混ぜた絶妙な色を使うのも良いよ」と明かした。
コツ3.リップメイクには、ぷるツヤ感を
リップメイクについては、唇の形や質感がハッキリ見える「高発色のリップ」を使うのがオススメ。
ジョーダンは「写真写りを良くしたいなら、なるべく唇の形を強調してくれる“発色の良い”リップを選んで。ベージュやヌードピンクのリップは(フラッシュで)唇が消えちゃうから、写真にうつるときは気をつけて」と助言。
さらに、ジョーダンは「明るい色のシアーなリップグロスを重ねるのもオススメ。濃密に描いたリップライナーよりも、透け感のあるポップなリップグロスのほうが、自然に唇を引き立ててくれる」とつけ加えた。
ほんのちょっと手間を加えるだけで、写真うつりは劇的に変わってくるもの。いつものメイクにプラスして、ステキな写真をたくさん残してみて。(フロントロウ編集部)