今年の夏は「ヘルシー&ナチュラル」がキーワード
海外の著名なヘアスタイリストたちいわく、今年の夏は「ナチュラルな質感」と「ヘルシーさ」を前面に出したヘアスタイルがブレイクすると予想。
なかでも、基本に立ち返ったベーシックなヘアカラーの人気が高まっていることもあり、それに合わせたレトロなヘアスタイルが急増するだろうと米メディアWho What Wearでコメント。さっそく、セレブたちも続々と取り入れている夏のトレンドヘアスタイルをチェック。
顔まわりハイライト
90年代に大流行した「顔まわりハイライト」が今年のトレンドにカムバック。前髪やサイドなど顔周りにだけハイライトを入れたヘアスタイルのことで、顔色をパッと明るくするだけでなく、髪全体に立体感や抜け感を演出してくれるという。
セレブ御用達ヘアスタイリストのアンドリュー・フィッツシモンズは「顔のまわりにハイライトを入れると、顔色が明るくなってフレッシュな印象になるんだ」と話し、とくに“暖かいトーン”のブロンドカラーを入れるのが今年のトレンドだと明かした。
ミニボブ
ここ数年人気を集めている「ボブヘア」。その中でも、とりわけ旬なヘアスタイルは「ミニボブ」。あごのラインでカットしたミニマルなボブヘアで、首元がすっきり見えるため小顔効果が期待できる。
ニューヨークで活躍するヘアスタイリストのニコール・カサマシマは「ボブヘアは、2020年になってもトレンド。とくに洗練されたミニボブが人気ね」とコメント。スタイリング剤をクシュクシュと揉み込んで、髪全体に動きを出すのがポイントだそう。
レトロ前髪
昨年に引き続き、今年の夏も70年代を彷彿とさせる、ヴィンテージ感たっぷりのバルドー・バングや斜めバングがトレンド入り。
アンドリューは「(マレットヘアやレイチェルカットなど)レトロなヘアスタイルが人気を集めるにつれて、バルド・ーバングも間違いなく復活するだろう」と、今年の夏は“前髪あり”のヘアスタイルが増えるだろうと予想。
また、アンドリューは「カーテンバングの素晴らしいところは、メンテナンスが簡単で、どんな顔の形にも合わせやすく、どんな髪質にも合うところなんだ」と、手軽にトレンドを取り入れるにはもってこいのヘアスタイルだと話している。
ゆるお団子ヘア
セレブの間では長年かっちりしたタイトなお団子ヘアが主流だったけれど、今年の夏はゆるっとしたルーズな「ゆるお団子ヘア」が大注目。あえてサイドのおくれ毛を残し、作り込みすぎない無造作な抜け感を演出するのがポイント。
セレブヘアスタイリストのジェン・アトキンは「今年のお団子ヘアは、おくれ毛を残すのがトレンド。とてもセクシーで、ナチュラルな美しさを演出してくれるわ」と、すでにモデルのヘイリー・ビーバーやエミリー・ラタコウスキーなども取り入れているトレンドのヘアスタイルだと英メディアGlamourで話している。
海外のヘアスタイリストたちがオススメする夏のトレンドヘアスタイル。ぜひ髪型を一新して、新しい自分を見つけてみて。(フロントロウ編集部)