今年のBETアワードのノミネーションが発表され、ビヨンセとジェイ・Zの娘であるブルー・アイヴィーちゃんが8歳にしてノミネーションを獲得した。(フロントロウ編集部)

BETアワードのノミネーションが発表

 音楽や映画、スポーツなど、エンターテインメント業界全般における黒人やマイノリティの人々に対して贈られるBETアワードの今年のノミネーションが発表された。

 今年、最多ノミネーションを獲得したのはドレイクで、彼は最優秀男性アーティスト賞、最優秀ビデオ賞、最優秀コラボレーション賞(クリス・ブラウンとの「No Guidance」と、フューチャーとの「Life Is Good」の2曲でノミネート)、ビューワーズ・チョイス賞(こちらもクリス・ブラウンとの「No Guidance」と、フューチャーとの「Life Is Good」の2曲でノミネート)の6部門にノミネートされている。

画像: BETアワードのノミネーションが発表

 ドレイクの次にノミネーション数が多いのはミーガン・ジー・スタリオンとロディ・リッチで、それぞれ5部門にノミネートされている。次いで、ビヨンセ、ニッキー・ミナージュ、クリス・ブラウン、リゾ、ダベイビーが4部門にノミネートされて2人に続いている。

ブルー・アイヴィーちゃんもノミネート

 最優秀女性R&B/ポップ・アーティスト賞、最優秀アルバム賞、最優秀映画賞、そしてネオソウルや伝統的なR&Bのアーティストに贈られる最優秀HER賞の4部門にノミネートされたビヨンセだけれど、驚くべきは、ジェイ・Zとの娘であるブルー・アイヴィーちゃんがわずか8歳にして、ビヨンセと共に1部門にノミネートされたということ。

 ブルー・アイヴィーちゃんは、ビヨンセが声優を務めたディズニー映画『ライオン・キング』のサウンドトラック『ライオン・キング:ザ・ギフト』に収録されている「Brown Skin Girl(ブラウン・スキン・ガール)」に、ウィズキッドとセイント・ジョン(Saint Jhn)と共に参加しており、今回同曲が最優秀HER賞にノミネートされたため、ブルー・アイヴィーちゃんはリゾやミッシー・エリオット、アリシア・キーズらと同賞を争う。

 今回、8歳にして権威あるBETアワードのノミネーションを獲得してしまったブルー・アイヴィーちゃん。さすがはビヨンセとジェイ・Zの娘といったところだけれど、彼女が大きな音楽賞にノミネートされたのは今回が初めてではない。

 ブルー・アイヴィーちゃんは今年2月、全米黒人地位向上協会(NAACP)が主催するNAACPイメージ・アワードにおいて「ブラウン・スキン・ガール」で「アウトスタンディング・デュオ、グループ/コラボレーション賞」を受賞したほか、2019年に開催されたブラックミュージックの音楽賞であるソウル・トレイン・ミュージック・アワードでは、ソングライター賞を受賞した。

画像: ブルー・アイヴィーちゃんもノミネート

 今年のBETアワードは現地時間6月28日に開催される。授賞式ではアリシア・キーズやミーガン・ジー・スタリオン、リル・ウェイン、アッシャー、ジョン・レジェンドらがパフォーマンスを披露することが決定している。発表された全ノミネーションはこちらから。(フロントロウ編集部)

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