『ウォーキング・デッド』で王国の王エゼキエルを演じるカリー・ペイトンが、数年前に別の役のオーディションを受けていたことを明かした。(フロントロウ編集部)

カリー、あの集落で登場していたかもしれなかった

 放送開始から10年が経ってもなお大人気のドラマ『ウォーキング・デッド』で、シーズン7から出演している「王」といえば、エゼキエル。生存者のコミュニティ「王国」でリーダーを務める彼は、住民のことを第一に考える人格者で、住民からの信頼も厚い。そんな役を演じるカリー・ペイトンの演技も相まって、シリーズでも存在感のあるエゼキエルが誕生したけれど、じつはカリーは、まったく別の役を演じるかもしれなかったそう。

 『ウォーキング・デッド』シーズン9から登場したルークを演じるダン・フォグラーのポッドキャスト『4d Xperience』に登場したカリーは、エゼキエル役が決定する数年前にも、『ウォーキング・デッド』のオーディションを受けていたことを明かした。

「ウッドベリーの中の誰かのオーディションを受けたんだよ。誰だったかすら覚えてないけど。というか、知らなかったかも。オーディションでは、実際のキャラクターがどんなものなのかってことには触れられなかったから。とにかく、その役には受からなかったしね」

 ウッドベリーといえば、シーズン3で出てきた塀に囲まれた集落。そこでは、デヴィッド・モリッシー演じる総督ことフィリップ・ブレークや、ホセ・パブロ・カンティーロ演じるマルチネス、ダラス・ロバーツ演じるミルトン・マメットなどのキャラクターが登場したけれど、もしかしたら彼らの誰かがカリーによって演じられていたかも?

 さらに、もしそうなっていた場合、エゼキエルを演じる俳優は違う人物に。そんなことを考えながらドラマを見返してみるのも楽しいかもしれない。

画像: カリー、あの集落で登場していたかもしれなかった

『ウォーキング・デッド』最終回はいつ?

 新型コロナウイルスの影響で、シーズン10の全16話が、あと1話というエピソード15で一旦放送が終了した『ウォーキング・デッド』。撮影はすでに終了しており、ポストプロダクションが終われば特別版のエピソード16が完成となる。

 ハリウッドがあるアメリカのカリフォルニア州ギャビン・ニューサム知事は、条件つきで各スタジオの再開を6月12日から認めており、撮影スタッフが少人数で済むテレビ番組などから順次撮影を再開していくと見られている。

 『ウォーキング・デッド』では人が集まらなくてはいけない撮影の過程はすでに終わっているので、シーズン10の最終話の放送はそう遠くないと見られている。(フロントロウ編集部)

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