オーディション直前に“間違い”に気づく
日本でもこの春から俳優の織田裕二主演でシーズン2の放送がスタートした、超人気海外ドラマ『SUITS/スーツ』のレイチェル役でブレイクしたメーガン妃(メーガン・マークル)が、同ドラマのオーディション直前にある“間違い”に気づいて、世界的ファストファッションブランドのH&Mに駆け込んでいたことがわかった。
ピアソン・ハードマンに勤める敏腕弁護士のハーヴィー(ガブリエル・マクト)に雇われた“天才ニセ弁護士”のマイク(パトリック・J・アダムス)の恋人でパラリーガルのレイチェル役で、シーズン1からシーズン7までレギュラー出演していたメーガン妃。
今春イギリス王室を離脱したヘンリー王子との結婚を機に同シリーズを降板したメーガン妃だが、彼女にとって『SUITS/スーツ』はいわば出世作。しかし、その出世作のオーディションで思わぬトラブルに見舞われていた。
伝記本『Meghan: A Hollywood Princess(原題)』によると、オーディション直前に自分の格好がレイチェルのイメージと合わないことに気づいたメーガン妃は、近くにあったH&Mに駆け込み、試着もせずに約3,500円の黒のワンピースを購入。その場しのぎでゲットした服でオーディションに臨んだという。結局、オーディションでは番組側が用意した衣装に着替えるよう指示されたため、わざわざ着替える必要はなかったが、衣装に着替えてスクリーンテストを行うメーガン妃の姿を見た製作陣は満場一致で“レイチェル役は彼女しかいない”と納得したことを、製作総指揮のアーロン・コーシュは回顧している。
ちなみに、メーガン妃は2013年に出演したラリー・キングの番組で、『SUITS/スーツ』のオーディションについて「オーディションに行ったけど、自分では最悪の出来だと思った。製作陣はそうは思ってなかったみたいだけど、私はそれに気付いていなくて」と語っていた。また、そのオーディションで一部始終を見ていたというマイク役のパトリックは、「彼女はとても緊張していたから、上手くできなかったと思ってたみたいだけど、実際には彼女が去ったあと、製作陣はお互いに顔を見合わせながら『彼女で決まりだ』と言っていたんだ」と付け加えている。(フロントロウ編集部)