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『ダークナイト』がIMAX&4D版で劇場公開! クリストファー・ノーラン監督の最新作『TENET テネット』のプロローグも上映される。(フロントロウ編集部)

世界に衝撃を与えた『ダークナイト』

 映画『メメント』、『インセプション』や『インターステラー』などを手掛け、世界中に多くの熱狂的なファンを持つクリストファー・ノーラン監督。そんな監督の作品のなかでもとくに人気が高い2008年の映画『ダークナイト』は、DCコミックスのスーパーヒーローであるバットマンを主人公にしながらも、第81回アカデミー賞において8部門にノミネートされ、2部門(助演男優賞、音響編集賞)を受賞。しかし作品賞にはノミネートされなかったことで、翌年からのアカデミー賞作品賞の候補枠が5作品から10作品に変更されるなど、コミック原作の映画の立ち位置を大きく変えた。

画像: ©2008 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

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 そのストーリーや映像が圧巻の『ダークナイト』だけれど、高く評価されている理由のひとつとして忘れてはならないのは、ヒース・レジャーが演じたジョーカー。2008年1月に、『ダークナイト』の公開を待たずして突然この世を去ったヒースは、この作品での演技でアカデミー助演男優賞を受賞。故人がアカデミー賞を受賞するのは、史上2度目だった。

『ダークナイト』IMAX&4D版が劇場で見られる!

 そんな伝説的作品『ダークナイト』のIMAX&4D版が7月10日に緊急公開決定!

 約26分間のIMAXカメラ撮影パートは、全編で6シークエンス。あのジョーカーの銀行襲撃シーンを含む4シークエンスがジョーカーのシーンに割かれている。今から12年前の2008年公開当時、IMAXカメラは世界でたった4台のみ。その貴重な1台で撮影されたジョーカーとSWATの追跡シーンで、リアリティを追求するあまりIMAXカメラが破壊されたという逸話も。

 今回は従来のIMAXデジタル上映に加え、レーザー対応劇場では高解像度映像で上映され、IMAXレーザー/GTテクノロジー対応劇場ではIMAXカメラ撮影パートが最大1.43:1の画角にまで拡張される。さらに、劇場でしか体験できない4D上映は今回が初! 鬼才ノーラン監督の圧倒的世界観に体ごと没頭できる。

ノーラン監督の新作『テネット』のプロローグ上映も

 また、『ダークナイト』の上映前には、ノーラン監督の最新作『TENET テネット』のプロローグが約6分間上映される。9月18日に公開予定の『TENET テネット』は、いまだにその詳細は明かされていないが、第三次世界大戦を防ぐために「時間から脱出」する主人公の姿を描く。

 本作では、『ブラック・クランズマン』のジョン・デイビィッド・ワシントンが主演を務め、マット・リーヴス監督による『ザ・バットマン』でバットマンを演じるロバート・パティンソンも出演。また、ノーラン監督作品の常連であるマイケル・ケインも登場する。

 『ダークナイト』および『TENET テネット』は、全国のIMAX/4D劇場にて、7月10日に上映。(フロントロウ編集部)

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