年齢を重ねるにつれて、だんだんと気になる唇の縦じわ、くすみ、乾燥、ボリュームの減少などの唇の悩み。「なんだか最近、唇に元気がないな…」と感じるようになったら、そろそろ唇のエイジングケアが必要なサイン。海外の皮膚科医が効果的なリップケア方法を紹介。(フロントロウ編集部)

唇にも年齢サインが出る

 ボストンの皮膚病理医グレッチェン・フリーリング医師によると、唇の形の一部はコラーゲンからできており、「年齢を重ねるにつれて、その量は徐々に減っていく」と米メディアGood House Keepingでコメント。ふっくらとした唇を取り戻すためには、今までのケア方法を見直す必要があるという。

画像: 唇にも年齢サインが出る

 そこで、今回は海外の皮膚科医たちが、唇のエイジングサインを軽減し、ふっくら若々しい唇に導くリップケアのコツを紹介した。

コツ1.唇の「保湿ケア」を徹底する

 唇の縦じわや乾燥が気になる場合は、まずは「保湿ケア」を徹底することが第一。しかし、ただリップクリームを塗るだけではダメ。皮膚科医のジェシカ・ウー医師は「スティック状のリップクリームは、場合によっては逆に唇の乾燥を引き起こすことがある」と忠告。

画像: コツ1.唇の「保湿ケア」を徹底する

 唇を保湿したい場合は、必ず油分の配合が多く、保湿力が高い「リップバーム」や「リップオイル」を使うこと。軟膏のように唇にピタッと密着し、水分を逃さずうるおいを保ってくれるそう。

 ウー医師は「夜寝る前にたっぷり塗るだけで、翌日にはふっくらとした唇が手に入るはず」とアドバイス。とくに、ココナッツオイル、スイートアーモンドオイル、シアバターを配合したリップバームを使うのがオススメだという。

コツ2.スクラブで不要な角質をオフ

 フリーリング医師によると、顔と同じように唇も不要な角質を取り除くことで、肌のターンオーバーが促進され、唇のくすみやざらつきを軽減することができるそう。

画像: コツ2.スクラブで不要な角質をオフ

 リップスクラブをするときは、必ず唇をぬるま湯で軽く湿らせてから使うのがオススメ。また、ゴシゴシこすると唇を痛める可能性があるので、丁寧に優しくマッサージするのがポイント。軽く洗い流したら、最後にリップバーム保湿することを忘れずに。ちなみに使用頻度は、週に1~2回程度で十分。

コツ3.UVカットリップクリームで日焼け対策

 顔のUVケアをしっかり行なっていても、意外と忘れられがちなのが「唇」。美容皮膚科医のポール・ジャロッド・フランク医師は「唇も日焼けするし、過度の日光にさらされると唇の老化が早まることがある」と話し、必ずUVカット効果の高いリップバームを常用するよう勧めている。

画像: コツ3.UVカットリップクリームで日焼け対策

裏ワザ:リッププランパーでふっくら唇に

 一時的に唇のボリューム感を出したいときは、「リッププランパー」を使ってみるのもアリ。美容成分をたっぷりと配合したコスメで、唇にうるおいを与えながら、ぷっくり肉厚な唇を演出してくれるという。

画像: 裏ワザ:リッププランパーでふっくら唇に

 しかし、リッププランパーの中には、ピリッとした刺激を感じるものも。フランク医師によると、その刺激の正体は、唐辛子に含まれる「カプサイシン」という成分によるもの。「文字通り、唇を刺激してふっくらさせるんだ」とフランク医師は言う。

 カプサイシンの他にも、唇を刺激するメンソール、シナモン、ミントなどが含まれていることがある。ピリピリとした刺激が苦手な人は、どんなものが配合されているか購入前にチェックするように。

 唇の若々しさを取り戻すプロのテクニック。正しいリップケア方法をマスターして、美しい唇をキープしてみて。(フロントロウ編集部)

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